TOTOエコリモコンとは? TOTOといえばウォシュレットが有名ですが、電池不要タイプの「TOTOエコリモコン」という製品が販売されています。 これ自体は以前から売られているものですが、新品を入手する機会があったため、電池不要な構造を調べてみるために購入して分解してみました。 TOTOエコリモコンの外観をチェック 分解検証用に購入したTOTOエコリモコンです。 家庭用ウォシュレット等で見かけるリモコンとはデザインが全く違い、シルバーで大型のボタンを備えたものとなっています。 また電池不要タイプという事で、LEDランプによる表示や液晶画面などは存在しません。 ボタン部分を横から撮影してみました。 大型のボタンはクリック時のストークも大きくなっており、操作性という面ではユニバーサルデザインを意識したものといえるでしょう。 また大きなストロークは電池不要な構造の関係する部分でもありそうです。 今
パルスパワー高電圧スイカ割り(5kJ) 6000Vの高電圧でスイカを割ってみました。 そもそも事の発端はこれです。 スイカ割りという概念に引っかかればOKらしいので、パルスパワーで割ってみます。 つまり、コンデンサに充電した電気を一気に流す装置を作るということです。 といっても、コンデンサとスイッチ、充電回路を用意するだけです。 コンデンサのエネルギー コンデンサに蓄えられるエネルギー(J:ジュール)は次のように計算します。 J = CV2/2 4kV / 500μFのコンデンサを例に取ると以下のように計算出来ます。 J = CV2/2 = 0.0005 * 4000 * 4000 / 2 = 4000[J] ( = 4[kJ] ) つまり、4kV / 500μFのコンデンサに蓄えられるエネルギーは最大で 4[kJ]です。 今回は4kV / 500μFのコンデンサを2個直列にして使用するこ
VRChatは実質無料 VRChatを使用しているといつの間にかPCやVRデバイスを買っていたり、創作に目覚めてプロ向けソフトを買って数万円~数十万円が消滅する現象。私の場合、”VRChatをやっていたら転職していた件について”。 客観的にはこの記事もまたありふれた「お気持ち表明」だけど、この判断をしたことを後悔しないように、過程を公開記述しておこうと思う。もしかすると面白い読み物になるかもしれない。 端的にいうと、VRChatで出会った人たちに心動かされて、そしてVRの可能性を再び目の当たりにして、この流れにどう貢献できるかと考えた結果転職するのが最善という結論に至った。 思い返してみると、2012年に初代Oculus Rift DK1を支援した前後の数年間は、ARとVR、つまりXR全体に対してかなり色々な思いがあったはずなのに、業務でプログラムを書くようになってからは久しく忘れていた。
ヒトの腕などで青く見えている静脈の色が実際は灰色であることが、立命館大の北岡明佳教授の研究で分かった。肌の色に影響されて目が錯覚を起こしているのが原因で、正確に静脈注射する技術などに応用できるという。 ■立命大教授、肌の色影響 人間の視覚には、同じ灰色でも、周囲を赤で囲むと青く、青で囲むと赤く錯覚する「色の対比」という現象がある。北岡教授は静脈を見る際にも同様の錯覚が強く起きている可能性があると推測した。 腕や脚を撮影し、画像処理ソフトで静脈の画像の色を調べたところ、実際は黄色がかった灰色だった。光の三原色である赤、緑、青の割合でも青がもっとも少なく、目の錯覚で青く見えることが確かめられた。 腕の画像にモノクロ処理を加えると、灰色の静脈だけがくっきりと浮かび上がるため、静脈注射が苦手な看護師の補助などに活用が期待できるという。 北岡教授は「肌は黄色がかったオレンジのため、灰色の静
水蒸気として空気中に存在している水分を集めて何も無いように見える場所から水を作り出すという装置がベンチャー企業NBD Nanotechnologiesによって開発されています。 NBD | Home http://www.nbdnano.com/ この装置はアフリカのナミブ砂漠に生息している「Namib Desert beetle(ナミブ砂漠カブトムシ)」という甲虫が霧の日に空気中の水蒸気を背中で集めてそこから水分を得て生きている、という仕組みにヒントを得たものです。 「Namib Desert beetle」がどんな感じで空気中から水を集めているのか?というのは、以下のBBCのドキュメンタリーを見ると良くわかります。 African beetles beat the heat in the Sahara desert - BBC wildlife - YouTube 一見すると水分などま
一体何を運んでいるのか知らない人にとっては「?」となるようなものの写真いろいろです。やはり巨大な何かをごうんごうんと運んでいる様は圧巻です。 鑑賞は以下から。 Moving Really Big Things [18 Pics] 家。なぜ家を一軒丸ごと運ぼうとしているのかは不明(読者からの情報によると、欧米では家をトレーラーで移動するのはそれほど珍しいことではなく、移築する場合もあれば、家だけ売却、購入することもあり、トレーラーに積めないときは家を半分にぶった切って、半分ずつ運ぶこともあるとのことで、House MoverやBuilding Moverで検索するとそういう業者がたくさん見つかるそうです)。 工事用の車両。2台がかりで運搬中。 巨大な船 スペースシャトル 何かの海上プラント(読者からの情報によると、「米軍の海上配備型Xバンドレーダー」とのことです) 石油とかガスとかの貯蔵タン
これまでSPHによる流体シミュレータなどを手掛けてきたThiago Costa氏が新たに開発を手掛ける物理エンジン「Lagoa Multiphysics」ver1のティザー映像が公開され、あまりのクオリティの高さに大きな注目を集めています。(※ 参考リンク:SPHが使用されたスプライトのCM映像) ゲームとは直接関係の無い話ではありますが、GPGPUの高性能化などもあり、いずれこういった品質のゲームが登場する時代が来るかもしれないと考えると非常に夢が膨らむ映像と言えそうです。 Lagoa Multiphysicsでは粒状マテリアルでのクオリティの高い摩擦演算が可能になっており、体積を保つ流体に、弾性構造、塑性変形なども実現されているとの事で、技術世代的な意味でも信じられない程のどえらい事がしれっと実現されています。 さらにレンダラには10年ほど前に革新的なGIレンダラとして注目を集めたAr
太陽光レーザーとマグネシウムは、石油を置き換えるか?『マグネシウム文明論』PHP新書より発売 2009年12月16日 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) クロム-ネオジムYAGレーザー媒質は、太陽光をレーザーに変える(撮影:関野 温) WIRED VISIONの連載「エコ技術研究者に訊く」で最も反響の大きかった回が、東京工業大学 矢部孝教授の研究を紹介した「世界は、石油文明からマグネシウム文明へ」でした。 矢部教授が提唱するのは、「マグネシウム循環社会」というビジョンです。この研究は、海水からマグネシウム化合物を取りだし、太陽光励起レーザーで金属マグネシウムに製錬。金属マグネシウムを、自動車用の金属燃料電池や発電所の燃料として利用するという壮大なものです。生成される酸化マグネシウムは太陽光励起レーザーで再度金属マグネシウムに戻されます。 はてなブックマークなどでも、さま
前の記事 充電時間90秒、5万回充電可能なプロ用懐中電灯 『エンタープライズ号』でアーティストが競演:画像ギャラリー 次の記事 何に触っても音が生まれる『Drawdio』(動画) 2009年5月 1日 Charlie Sorrel 『Drawdio』は、「書く動作」と音声のマッシュアップだ。まずは、びっくり仰天の上の動画を見てほしい。 マサチューセッツ工科大学(MIT)のJay Silver氏が開発したDrawdioはもともと、インドのバンガロールで購入した電子楽器「ハルモニウム」の一部を利用して作られたものだ。このハルモ二ウムを、回路が閉じられると音を奏でるように改造したのだ[下の動画]。 Drawdioの最新版も同じように機能する。さまざまなものを触ることによって回路が閉じられるのだ。水道の蛇口につなげて、水を触れば音が出るし、あるいは鉛筆の黒鉛によっても回路を閉じることができる。まさ
前の記事 集団の無責任:「傍観者効果」研究を生んだ殺人事件 柔軟な「フィルム状スピーカー」 英国で年内発売へ 次の記事 産総研チームによる「最も暗黒な物質」 2009年4月 2日 Brandon Keim Images: Proceedings of the National Academy of Sciences このほど日本の研究チームが作成した素材は、全宇宙で最も黒いということになるかもしれない。このシート状のカーボン・ナノチューブは、あらゆる波長の光の光子を、ほぼ完全に捉えられるという。 この素材は、実際に測定できるか、存在が推定できる波長のうち97〜99%を吸収でき、これまでに人為的に作成された物質としては最も黒体に近い。 黒体とは外部からの入射を完全に吸収する理論上の物質で、比喩的な表現をすれば底なし穴の入り口のようなものだと考えられている。[黒体は、光や電磁波によって外部から
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く