イギリスの馬肉スキャンダルがドイツにも飛び火! 馬肉ラザニアや、馬肉シチューの缶詰が、次々と発見される事態に イギリスで販売されていた冷凍食品のラザニアに、牛の挽肉の代わりに馬の挽肉が使われていたことが発覚して、大騒ぎになっている。第一報が流れたのは2月8日のことだ。 イギリスには、競馬やポロといった上流階級の伝統的な娯楽があるし、優秀な軍馬は軍人の誇りでもある。それは庶民の間でも同じで、いうなれば、馬はお友達のようなものだ。それを知らずに食べてしまった人がたくさんいるわけだから、ショックは大きい。 ドイツでも、馬を食べる習慣はない。数年前、ベルリンの屋台で、馬肉のサラミを販売しているのを見たことがあるが、これなど例外中の例外で、馬肉はおそらくドイツでは、一部のグルメ用かゲテモノのどちらかだ。ドイツ人が馬肉を食用にしたのは、戦中、戦後の食糧難の時代にまで遡らなければならないだろう。 有名な