「隠れた名品」と言われる物は意外と身近に転がってたりするもので、この「サイフォンボールペン」もまさにそんな形容がぴたりと当てはまる逸品です。 一見しただけではどこがそんなに凄いのか分かりませんね。 フラスコ型の容器を上下に組み合わせ、中にコーヒー色の液体を封入しただけの作りですが、これの楽しさは実際に手に取ってみて初めて分かります。 下部の球体をそっと包むと、体温で暖められた液体が中央の細い管を通ってゆっくりと上側に押し上げられていきます。 全ての液体が上がりきった後が見せ場で、何も無くなった下部の空間からポコポコと気泡が出続け、さながらサイフォン内でコーヒーが沸騰しているかのようなアクションを見せてくれます。 う〜む、素晴らしい! でもこの商品の凄いところは、その構造もさることながら、むしろボールペン本体にあるのではないかと私は考えます。 他の変り種ボールペンでも言える事ですが、どんなに