一連の大雨で日本気象協会は、東北北部では今月11日木曜にかけての72時間の雨量が600ミリ前後に達し、過去最多の雨量を大幅に超える可能性があると分析しています。 日本気象協会は、独自に実施している雨量予測で今月11日までの期間に各地で予想されている72時間の雨量の最大値を算出しました。 その結果、青森や秋田など東北北部の日本海側の多いところでは72時間の雨量が600ミリ前後に達し、過去最多の雨量の1.5倍を超える可能性があることがわかりました。 日本気象協会などが過去の災害を分析した結果、過去最多の雨量の1.5倍を超えると犠牲者が急増する傾向にあり、今回の予想通りの大雨となると、東北北部などで災害の起きる危険性が高くなるとしています。 日本気象協会の本間基寛担当部長は「今回は長い期間、雨が続くと予想され、雨量が蓄積されていくと危機感を感じにくい強さの雨でも災害が起きるおそれがあり、最新の気