コンビニウォーズ!「第3の稼ぎ頭」コーヒー市場参入のワケ【4】イメージアップ プレジデント 9月12日(木)16時15分配信 大手全社が販売する淹れたてコーヒー。今年1月、セブン-イレブンが最後に参入し、カフェチェーンを凌ぐ勢いで伸びているという。なぜ注力するのか。「売り上げ以外の目的」を明らかにする。 ■「おでんと揚げ物」の匂いが消えた! コンビニ各社は店舗のイメージアップに苦心してきた。健康を意識し、素材にこだわった食品、わざわざ買いたくなるオリジナル商品、クリンリネス(清潔)の行き届いた売り場。こうしたコンビニのイメージアップ要因に新たに加わったのが淹れたてのコーヒーだ。 香りが店舗イメージに果たす役割は侮れない。淹れたてのコーヒーには、コンビニの既成のイメージの象徴でもある「おでんと揚げ物」という2大商品の強烈な匂いに対抗できる力がある。売れれば売れるほど、いい香りが店内に