私達は、ソフトウェアエンジニアとして、世界で使われるソフトウェアやサービスを作っていました。皆様が毎日のように見ているブラウザーや検索エンジンなどもその一つです。 そこで、気がついたことは、日本人のソフトウェアエンジニアのプレゼンスが世界においてあまりにも低いということです。そういった開発の現場で、中国のエンジニアたちは2,3割を占め、インド人も2割程度です。一方で、日本人は数えるほどしかおらず、中国人の数百分の一ほどで、人口比を考えても数十倍負けています。 では、日本人は、エンジニアリングに向いていないのでしょうか。そんなことはありません。 ここ10年近く、私達は、危機感から、多くの学生や転職希望者に対して授業や指導をしてきました。日本の大きな会社で役職を得て、リーダーとして活躍するようになった人たちもたくさんいます。また、まったく未経験のお医者さんたちでさえも Google や Ama