共産党千葉県委員会書記長の大西航(わたる)容疑者(42)が千葉県迷惑防止条例違反(盗撮)などの疑いで逮捕された事件で、党千葉県委員会は13日夜、大西容疑者を最も重い除名処分にしたと発表した。県書記長のポストについては当面空席という。 県委員会によると、13日午後6時から開催された緊急の総会で決定した。 発表で県委員会は「党規約の『市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす』に著しく違反する盗撮という犯罪行為は、被害者の人権を傷つけ、有権者の期待を大きく裏切るもの。女性に対する盗撮行為は絶対に許されない行為」などと説明。その上で「全県・全国のみなさんに深くおわびし、党県委員会として、今後二度と繰り返さないために教訓を深め、自己改革をはかっていく決意」としている。 千葉中央署によると、大西容疑者は昨年10月23日午後8時5分ごろ、千葉市中央区のJR西千葉駅の女子トイレに侵入し、1