ボーイングは現地時間9月15日、737の発展型737 MAX 8の最終組立を、米ワシントン州のレントン工場で開始したと発表した。 最初の胴体は8月21日にカンザス州ウィチタにあるスピリット・エアロシステムズから到着後、フライトシステムや断熱材の取付を開始。その後、胴体を移動して主翼と胴体を結合した。 737 MAXは翼端に新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備える。737-800などに装備している現行のウィングレットと比べて、燃費が1.8%向上するという。 ボーイングは、レントン工場の新しい生産ラインだけで最初の737 MAXの最終組立を実施。製造プロセスを検証後、737 MAXの最終組立を他の2つの生産ラインにも拡大する。 737 MAXファミリーは、737 MAX 8(1クラス189席)と同機をLCC向けにした737 MAX 200(200席)のほか、最大