ちょっと専門的な解説をすると、暗闇でのカラー動画撮影を可能にするのは、35mmフルサイズの超高感度CMOSセンサーだ。一辺19µm(マイクロメートル)の大きな画素を持つ。同じ35ミリフルサイズセンサーを搭載するキヤノンのプロシューマー向け最高峰の『EOS-1D X』(1810万画素)が1画素あたり6.95µmだから、いかに画素が大きく開口率が高いかがわかる。そのぶん画素数はトレードオフで約8分の1の有効226万画素になっている。 またキヤノンファンにとっては、レンズマウントがEFマウントである点はうれしいところ。 用途や撮影シーンに応じて、効果的な画角や明るさの既存資産のレンズを選択できる。動作確認済みのEFレンズの詳細は、発売時にキヤノンの放送・業務用映像機器ホームページに掲載予定。 その他、外部レコーダーやモニターへの出力を可能にする3G / HD-SDI端子・HDMI端子や、リモコン