富士急ハイランドは11日、新しいアトラクションとして、大型ローラーコースター「高飛車たかびしゃ」を導入すると発表した。落下角度121度は「世界最大」(同社)で、「えぐるような落下」が売り。7月16日から営業を始める。 コースは全長約1キロで、7カ所でひねったり、回転する。磁石の反発を使って一気に車両を押し出す「リニアランチ方式」を採用し、約2秒間で時速100キロに達する。後半にはいったんスピードを緩め、高さ約63メートルまで垂直に上り、一時停止した後、一気に落下する。落下角度はギネス世界記録に申請中という。 所要時間は1分52秒。車両定員は8人となっている。総工費は約30億円。同遊園地の大型コースターは「FUJIYAMA」「ドドンパ」「ええじゃないか」と合わせ四つとなる。 一方、富士急ハイランドは7月16日から、入園料やフリーパスの料金を100〜400円値上げする。個人の大人1日フリ