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2023年10月1日のブックマーク (2件)

  • 「ハレンチ」が褒め言葉だった頃の話|ちゆ12歳

    前置き先月、『三省堂国語辞典』の編集委員の飯間浩明さんが、「ハレンチ」についてツイートしておられました。 URLそんな感じで、「破廉恥」という言葉には、次のような変遷があります。 (1)元は「恥知らず」の意味 例:「貴様は国体のいかむを解さない非義、劣等、怯奴きょうどである、国賊である、破廉恥、無気力の人外にんがいである」(泉鏡花『海城発電』1896年) (2)1968年前後に「イカス」「カッコイイ」みたいな意味で流行る 例:「ことしの夏はハレンチルックで行こう!! 大人たちの常識を打ち破るハレンチ族の超個性的スタイルとは」(『週刊平凡』1968年5/23号) (3)『ハレンチ学園』の流行と前後して「エッチ」の意味で使われることが多くなり、現在に至る 例:「海から来たのはハレンチ人魚姫!!? 異種族交配擬人化ラブコメディー!」(すめしお『ネノちゃんは××したい!!』2020年) ※補足:「

    「ハレンチ」が褒め言葉だった頃の話|ちゆ12歳
  • ゲームで自分を治す人々と、自分のためのゲーム/世間から逃れるためのゲーム - シロクマの屑籠

    ※前半の「ゲームで自分を治す人々の話」は無料です。後半の「自分と戦う依存症と世間と戦う依存症」は、読者を絞りたいので有料です。 ohtabookstand.com 松俊彦先生の記事はいつもすごく面白い。ご自身もニコチン依存的である先生の記事には、依存症についての独特の「雰囲気」がある……などと言葉を飾らず主観を述べてしまえば「わかってくれている」感じがある。これは、松先生がハームリダクションという、「ダメゼッタイ」ではなく「折り合いをつけながらなんとかやっていこうぜ」寄りのアプローチを唱道していることとも関連しているんだろう。 松俊彦先生のめちゃくちゃ面白いエッセイ『誰がために医師はいる──クスリとヒトの現代論』には、駆け出しの精神科医だった頃の「ダメゼッタイ」にまつわる苦い思い出話が登場する。 誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論 作者:松俊彦みすず書房Amazon 「と

    ゲームで自分を治す人々と、自分のためのゲーム/世間から逃れるためのゲーム - シロクマの屑籠