「沖縄の不発弾と東京の不発弾。沖縄が特別ではない?」を書いた後、さらに不発弾のことを調べてみた。 そのなかで、内閣府沖縄総合事務局(通称、総合事務局)が「沖縄不発弾等事前調査データベースシステム」というものを提供しているのを見つけた。 実際に、沖縄における不発弾発見場所をプロットした地図を見る前に、日本列島の地図で沖縄の位置と大きさをを見てほしい。 赤い丸で囲んだところが沖縄本島である。 沖縄県の面積は全国の面積の0.6%でしかない。 全国で発見された不発弾の73%が沖縄で見つかっている(73%は平成19年と20年の実績であるが、そのまま使っても全期間での比率と大きな違いはないはず)。 恐ろしい密度で不発弾が埋まっていることが想像できる。 沖縄県内でも発見された不発弾の密度は一様ではない。 米軍と日本軍が地上でぶつかり激戦となった沖縄本島に集中することになる。 総合事務局が出した「沖縄県に