ガンホー,ソフトバンクグループが保有する自社株を約730億円で買取 編集部:小西利明 2016年6月3日,ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下,ガンホー)は,ソフトバンクグループおよびソフトバンクが保有するガンホー株のうち,2億4830万株を株式公開買い付けにより取得すると発表した。6月1日に,ソフトバンクグループ側から株式の売却を打診され,ガンホーの企業価値向上につながると判断したため同意したとのこと。 2億4830万株は,ガンホーの発行済み株式総数の約23%に当たり,ソフトバンクグループおよびソフトバンクは,両社が保有するガンホー株の9割を手放すことになる。そのためガンホーは,ソフトバンクグループの持分法適用会社ではなくなり,事実上ソフトバンクグループから離脱することになる。 買付資金は約730億円にもなるが,ガンホーの手元資金でまかなえるため,資金の借り入れは行わない模様だ