ブックマーク / newsweekjapan.jp (4)

  • イスラエルに反対するユダヤ教徒

    現在、カナダ在住ユダヤ教徒の歴史家、ヤコブ・ラブキン教授が日を訪れている。熱心なユダヤ教徒でありながら、イスラエルのシオニズム思想を厳しく批判する彼の議論が、注目を浴びている。 彼の主張の核にあるのは、イスラエル建国思想であるシオニズムは宗教的なものではなく、きわめて世俗的なものだ、という点だ。「ユダヤ教の国イスラエル」とのイメージを強く持つ我々には、意外な感もあるだろう。旧約聖書に神がパレスチナの土地をユダヤ教徒に与え賜うた、と書いてあることが、19世紀ヨーロッパで迫害を受けたユダヤ人のよりどころになって、イスラエル建国の理念を生んだ。それをどうして、「イスラエル建国は世俗的」といえるのだろうか。 ラブキン氏によれば、信仰深いユダヤ教徒のラビの多くは、1948年のイスラエル建国に反対した、という。なぜか。信仰深いユダヤ教徒にとっては、神が約束されたのであれば神が実際に国をくださるまで神

    イスラエルに反対するユダヤ教徒
    mori99
    mori99 2010/04/30
    オーストラリアに建国する案があったと聞いたことはある。
  • 中国はいったん「崩壊」していい

    今週のコラムニスト:李小牧 わが中国でまた大地震が起きた。香港より人口が少ない青海省なのに、死者と行方不明者の数は2000人に迫ろうとしている。08年の北京五輪直前には四川大地震、そして5月1日から始まる上海万博を目の前にした今回の青海地震。大きなイベントの直前に大災害が起きるのは、中国の日頃の行いが悪いからだろうか? 今回の地震をきっかけに、また日や世界の保守派の人たちが「中国崩壊論」を言い出すかもしれない。誰よりも中国人であることを誇りに思う李小牧なら、「中国崩壊論はとっくに崩壊している!」と反論するはず――と読者のみなさんは思うだろう。だが必ずしもそうではない。中国は一度、悪いところを直すために崩壊していい。 アルコール度数60度の白酒(パイチュウ)を飲み過ぎたわけではない。 最近、わが人民元の切り上げがよくニュースになっている。要するに「当は通貨としてもっと価値があるはずだから

    中国はいったん「崩壊」していい
    mori99
    mori99 2010/04/19
    どこの国でも対岸からはどうとでも言えるってことかなあ
  • 「日韓対決」なんてもうこりごり!

    今週のコラムニスト:コン・ヨンソク 記憶に残る熱戦が繰り広げられたバンクーバーオリンピックが幕を閉じた。日のメディアはお決まりの「感動をありがとう」という言葉で大会を締めくくったが、僕は正直、「終わってくれてありがとう」だ。 というのも、近年何かと日韓対決が多すぎる。昨年のこの時期はWBCの壮絶な戦いがあり、その後、米女子ゴルフツアーでは宮里藍とシン・ジエの賞金王争い、バレーボールの日韓戦、秋からはフィギュアシーズン、そして、2月14日にはライバル対決の元祖・サッカー日韓戦があった。 宿敵とされ、常に日の世界への前途に立ちはだかる「憎き」「赤い壁」韓国。「日韓国に負けてはならない」というより、「韓国が日に勝ってはいけない」かのように報じる日のメディア。日に住む韓国人としては、つらい日々が続く。僕でも嫌気がさしているのだから、かみさんが日に住むのが嫌になりホームシックにかかる

    「日韓対決」なんてもうこりごり!
    mori99
    mori99 2010/03/02
    日本と韓国だけしか見ていないと息苦しいのかも。インドかエジプトかケニアあたりで5年ぐらい過ごすのはどうでしょう。日韓ついでに米を相対化する視点が開けて楽になるかもですよ。
  • アメリカはもう台湾を守れない

    米政府は台湾への武器輸出を表明したが、台湾に戦略的価値はないし今のアメリカには小さな民主国家を死守する余裕はない バラク・オバマ大統領はこの一週間、さまざまな相手を怒らせてきた。まず、共和党議員を中身のないただの目立ちたがり屋だと糾弾。EU(欧州連合)に対しては、5月に予定されているEUサミットに出席しない意向を表明した。 さらに、企業に温室効果ガス排出枠を課すキャップ・アンド・トレード方式の新年度予算への計上を見送る方針を決定。環境保護団体に対して、もはやこの方式に期待していないというメッセージを送ったも同然だ。 だが、なかでも最も大きな意味をもつのは、台湾に64億ドル相当の武器を売却するという決断だ。 予想通り、中国は激しく反発した。中国外務省は「多大な内政干渉の一環」であるとし、「強烈な憤慨」という表現で怒りを露わにした。 オバマ政権1年目の中国への対応はブレまくっていた。そのため率

    mori99
    mori99 2010/02/02
    この人の世界地図にはアメリカと中国以外の独立国家は存在していないのかなあ。アメリカもまた他国から観察され値踏みされる存在であり、はったりも重要な交渉術だろうに
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