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クトゥルフとよみたいに関するmorobitokozouのブックマーク (1)

  • アフリカ系アメリカ人が語り直すラヴクラフトの世界 V・ラヴァル「ブラック・トムのバラード」書評|好書好日

    相反するすべての思いをこめて、H・P・ラヴクラフトに捧げる――。これはヴィクター・ラヴァルのホラー小説『ブラック・トムのバラード』(藤井光訳、東宣出版)の巻頭に掲げられた献辞だ。ラヴァルは1972年生まれのアフリカアメリカ人作家。怪奇小説の巨匠ラヴクラフトの世界に少年時代から魅せられていた彼は、後年ラヴクラフトが人種差別主義者だったと知って、裏切られたような思いを抱いたという。 『ブラック・トムのバラード』は、そんなラヴァルの愛憎半ばするラヴクラフトへの感情が深く刻まれた傑作である。ラヴクラフトの短編「レッド・フックの恐怖」と共通する世界を扱いつつ、ハーレムで生きる黒人青年を主要人物のひとりに据えることで、ラヴクラフトの視野からこぼれ落ちた恐怖や悪夢を見事すくいあげている。移民への嫌悪感や偏見と切っても切れない関係にある問題作「レッド・フックの恐怖」が、まさかこんな形でアップデートされる

    アフリカ系アメリカ人が語り直すラヴクラフトの世界 V・ラヴァル「ブラック・トムのバラード」書評|好書好日
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