タグ

ブックマーク / eunheui.cocolog-nifty.com (30)

  • 壊れる前に…: 汚れた都市

    World's Worst Polluted Places 2006 という、環境汚染が特にひどい地域のリストが目にとまった。アメリカの The Blacksmith Institute という環境団体が昨年秋にまとめたもの。順番は順位ではない。 チェルノブイリ(Chernobyl)ウクライナ ― 原因はソビエト時代の原子力発電所事故。放射性物質による土壌、水の汚染。当初、550万人に影響。対策がとられている。 ジェルジンスク(Dzherzhinsk)ロシア、モスクワの東約400キロ ― 原因はソビエト時代の化学兵器工場など。化学物質による水、土壌の汚染。30万人に影響。対策は計画段階。 ハイナ(Haina)ドミニカ共和国、サントドミンゴ近郊 ― 原因は以前行なわれていた電池の回収事業。鉛による土壌汚染。8万5千人に影響。対策は全く行なわれていない。 カブウェ(Kabwe)ザンビア、ルサカ

  • 壊れる前に…: ピエール神父を悼む

  • 壊れる前に…: 席を同じうせず

    morutan
    morutan 2007/01/17
    パレスチナ問題について。そういえばちょっと前にエルサレムのスシバーのニュースを見た。パレスチナ人とイスラエル人の夫婦の店で、イスラエルもパレスチナもない、ってやつ http://blog.jcc.co.jp/user/midetv/midetv/37032.html
  • 壊れる前に…: 躓きの石、その二

    morutan
    morutan 2007/01/17
    ホロコーストで殺された人たちの名前を刻んだ銘板を故人のゆかりの地に埋め続ける人の話
  • 壊れる前に…: 青空文庫の請願署名に賛同します

    青空文庫が著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名を始めました。ネットでの署名は法的な効力が認められていないので、紙を持って署名を集めて回ることになります。私も、さっそく用紙(PDF)をダウンロードして、家族に署名してもらいました。集約は4月末。がんばります。そもそもこのブログは青空文庫がらみの個人的な企画として立ち上げたのですが、この一年あまりはほとんど青空文庫関係の記事を書いていません。うーむ、挽回せねば。 著作権延長問題とは何なのか、なぜ青空文庫が署名に取り組むのかについては、富田倫生さんの手による上記の文章をぜひお読みください。保護期間を70年に延ばすことが文化の共有の妨げとなるという中立的なテーゼに加え、私個人は、戦争を経験したかたがたが亡くなっていくにつれて軍国主義化が進みつつあることに鑑み、平和や人権を守るという少し政治的な立場からも、署名運動に賛同するものです(2年

    morutan
    morutan 2007/01/04
    集約は4月末とのこと
  • 壊れる前に…: 死刑廃止と憲法改正

    «Nul ne peut être condamné à la peine de mort» (なにびとも死刑に処せられることはない) ― フランスでは、死刑の廃止を定めた憲法改正案を来月(2007年1月)、シラク大統領が発議するらしい。死刑の禁止は1981年に法令化されているが、容易に覆されないよう、憲法自体に書き込んでしまおうというもの。 12月25日、日では4人の死刑囚が処刑された。どんな理由であれ人を殺める権利が国家にあることを認めてしまうと、恣意的、政治的に死刑執行を行なう国を批判することができなくなってしまうという一点からでも、死刑廃止は私たちも目指さなければならない方向だと思う。死をもって罪を償わせるという原初的な「仕返し」の発想から人類が解き放たれる日が来るかどうかは分からないのだけれど、死刑廃止が普遍的、世界的な流れになることは間違いないと思う。冒頭で言及した仏リベラシ

    morutan
    morutan 2006/12/29
    関連:仏憲法「死刑廃止」明記へ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061229-00000012-san-int
  • 壊れる前に…: 世銀報告が新自由主義に厳しい評価

    The Persistently Poor ― ワシントン・ポスト紙の記事。12月8日付け。世界銀行の内部独自評価で、世銀の新自由主義的な方向性に疑問を投げかける結果が出たことを伝えている。評価報告自体は10月に出たもののようだ。 最貧国25か国において、1990年代半ば以降、貧困の緩和が起こったのは11か国にとどまり、それ以外の14か国では貧困の度合いは横ばいかむしろ悪化する傾向が見られたという。このような傾向は世界全体にも当てはまるとしている。特に状況が悪いのは、非都市部で、国全体の経済が拡大しても、非都市部はその発展から取り残されることが多い。その一方、より平等な富の分配によって、経済成長の度合いは大きくはないものの貧困の撲滅に大きな進展を見せた国としてブラジルがあげられている。 調査はまた、通貨の自由化、年金の財政健全化、公共サービスの規制緩和や民営化などばかりに注意を集中し、弱者

  • 壊れる前に…: タイの国立大学法人化問題

    タイの英字新聞 The Nation 紙の "Student body takes issue with rising tuition fees" という記事に、タイの国立大学独立法人化の話が載っていたので紹介します。 タイでは現時点で既に独立法人化された(autonomous institutes になった)国立大学が4校あるそうです。Walailak University、 Suranaree University of Technology、 King Mongkut's University of Technology Thonburi、 Mae Fah Luang University です。教育相の談話として「既に6校が法人化された」云々とも書いてあるので、統廃合が行なわれたのかもしれません。 Wijit Srisaan 教育相は、独法化の動きは止めることはできないとしながらも

    morutan
    morutan 2006/12/02
    教育基本法関係について、タイの情報だけではなくて各国の状況についてのエントリへのリンクもある。
  • 壊れる前に…: イラクを忘れない

    Iraq: over 3,700 civilians killed in October in new monthly high, UN reports ― 国連の発表によれば、2006年10月の一か月の間に殺害されたイラクの民間人は3,709人に上り、過去最高を記録した。民兵組織の活動が活発化していることによるもので、被害者の多くは手錠をかけられたり目隠しをされたり、拷問の跡が残っていたりといった状態で殺されているのが見つかったらしい。民兵だけでなく、警察や軍の制服を着用した者の犯行が目撃された例もある。警察に民兵組織関係者が潜入していたり、警察が民兵組織と癒着していたりするほか、警察の腐敗も進んでいる。司法制度も崩壊している。 2か月で18人のジャーナリストが殺され、表現の自由が脅かされているとか、マイノリティへの弾圧が強まっているとか、女性に対する「名誉殺人」や誘拐、レイプなどが増え

  • 壊れる前に…: 大学の商業化

    morutan
    morutan 2006/11/11
    『高等教育の最大の目的は知的なコミュニティを作り、縦横にわたる流動性を提供し、社会正義と教育の機会均等を保障し、研究を通じて「真理」を発見することであり、それは狭い商業的な圧力によって汚されることか