オアシス21の「水の宇宙船」に設置されたカーブミラー=11日午前、名古屋市東区、小川智撮影オアシス21の「水の宇宙船」内に設置されたカーブミラー=11日午前、名古屋市東区、小川智撮影 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2010」の開幕を21日にひかえた名古屋の街中に、現代美術作品が次々と姿を現している。 繁華街・栄に隣接する複合施設「オアシス21」では11日、日本を代表する美術家・草間彌生さんの作品が設置され、一般公開が始まった。屋上の公園「水の宇宙船」に、カラフルな水玉模様のオブジェ15個を浮かべた「命の足跡」とカーブミラー約120枚を沈めた「求道の輝く宇宙」。設置に立ち会った建畠晢・芸術監督は「ともに都市の光景を変容させ、『都市と祝祭』というトリエンナーレのテーマを象徴する作品」と話した。 中区錦1丁目のビルの屋上には「299792458m/s」というネオンサインが輝く。英国出身の