mowamowaのブックマーク (241)

  • 生物と無生物のあいだ - 池田信夫 blog

    20世紀は、ある意味では「物理学の世紀」だったといえよう。相対性理論や量子力学などの新理論、そしてそれを利用した原子爆弾や半導体などの新技術によって大きな富が創出されるとともに、その大規模な破壊も行なわれた。 こうした科学技術の驚異的な成功は、世界を操作可能にして人間を万物を創造する神のような位置に置き、人々は無意識のうちに物理学をモデルにして世界を見るようになった。自然科学は、質的にはすべて応用物理学となり、物理学をまねて対象を要素に還元して数学的に記述する方法論が主流になった。社会科学でも、経済学は自然科学の厳密性を装うため、古典力学をそっくりまねた一般均衡理論をつくった。 物理的世界では、原因と結果の間には1対1の対応関係があるので、現象は質的に単純だ。時間は可逆で決定論的であり、変化は静的な平衡(均衡)状態に至るまでの過渡的な撹乱にすぎないので、あらかじめ平衡状態を計算によ

  • ウェブは資本主義を超える - 池田信夫 blog

    当ブログの記事をもとにしたが来週出る(アマゾンでは予約可能)。まえがきと目次はウェブで読める。 「池田信夫ブログ集成」という副題がついているが、内容の1/3ぐらいは雑誌原稿や論文で、ブログの記事もあちこちに散らばった話をまとめ、大幅に書き換えたので、当ブログの読者が読んでも損はしないだろう。世の中にウェブの入門書は多いが、書は「中級テキスト」をねらったので、「インターネットとは何か」を知りたい人には向いていないが、『ウェブ進化論』の次に読むとしてはいいと思う。 自分のを自分で書評するわけにはいかないが、あえて一言いえば、よくこんな小むずかしいブログが毎日2万〜3万アクセスも読まれるものだな、とあらためて不思議に思う。たぶん、これはブログがまだ発展途上のメディアだからで、紙媒体でいえば、昔、紙が不足していたころ『世界』などの総合雑誌が売れたのに似ているのではないか。ブログがもっと

  • 404 Blog Not Found:書評 - プロ・ヘッドハンターが教えるデキる人の引き抜き方

    2007年06月07日16:45 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - プロ・ヘッドハンターが教えるデキる人の引き抜き方 献御礼。早速読了。 プロ・ヘッドハンターが教えるデキる人の引き抜き方 古賀辰男 ハントする者もされる者も、そしてハントを防ぎたい者も読んでおくべき。 でも、きちんと読めるかな? 書「プロ・ヘッドハンターが教える デキる一の引き抜き方」は、タイトルどおり、プロのヘッドハンターが、ヘッドハントとは何か、なぜヘッドハントが必要なのかというWhyと、ヘッドハントはどうやって行うのか、そしてされるにはどうしたらいいのかというHowを書いた。 ヘッドハントされた経験もした経験もある者としてはっきり言えるのは、この物であること。 目次 - 明日香出版社 新刊案内 新刊紹介 プロ・ヘッドハンターが教える デキる人の引き抜き方より要約 はじめに 序章 欲しい人材はライバル企業

    404 Blog Not Found:書評 - プロ・ヘッドハンターが教えるデキる人の引き抜き方
  • Amazon.co.jp: ドラことば心に響くドラえもん名言集: 小学館ドラえもんルーム: 本

    Amazon.co.jp: ドラことば心に響くドラえもん名言集: 小学館ドラえもんルーム: 本
  • ネットが進めるノウハウのコモディティ化

    昨日のエントリーには、たくさんのブックマークをいただいたが()、興味深いのはそこで引用したCraig Raynoldの論文にもたくさんのブックマークが付いたという事実だ()。1987年のSIGGRAPHで発表された論文が、こんな形で「再発見」されて若い学生や技術者たちに読まれることになる、というところが何とも言えずに楽しい。私から見れば「『群れ』のシミュレーションが作りたいならRaynoldの論文を読めば良い」などという情報は「知っててあたりまえの常識」なのだが、知らなかった人にとっては「貴重なノウハウ」なのだ。 「インターネット以前」は、この手の情報共有はものすごく難しかった。それどころか、逆にこの手の情報を会社の内部ですら「自分だけのノウハウ」として抱え込むことによって差別化を計ろうとするせこい技術者がたくさんいた。つまり、「他の人が簡単に手に入れることができない知識・情報を持っている

  • 「世界が100人のAV女優だったら」(大坪ケムタ・編 扶桑社) - ダリブロ 安田理央Blog

    現在、AVライターとしては第一人者である大坪ケムタ、初の単行「世界が100人のAV女優だったら」が発売になった。 飯島愛ほかAV女優告白が売れるのはナゼ?市井の人々も興味津々の「性のカリスマ」の実像を、業界初の100人アンケートで炙り出す“統計ノンフィクション”。ごくフツーのカワイコちゃんが、なぜ業界の門を叩いたかの真相がわかる!? 森下くるみ、南波杏、麻美ゆまら人気女優の特別インタビュー付き。 (Amazon 内容紹介より) AV女優に関するは、それこそ星の数ほどある。飯島愛の「プラトニックセックス」に代表される告白・自伝系、永沢光雄「AV女優」や中村淳彦「名前のない女たち」のようなインタビューやルポ。しかし、これらのはAV女優という職業を妙にポジティブなものとして描いたり、逆に必要以上にネガティブに描いたりしている部分が大きく、業界に携わっている人間としては、少々違和感を感じる

    「世界が100人のAV女優だったら」(大坪ケムタ・編 扶桑社) - ダリブロ 安田理央Blog
  • http://www.doblog.com/weblog/myblog/31550/2619948

  • 書評『超地域密着マーケティングのススメ』 - R30::マーケティング社会時評

    4月1日に発売されていたのを見て、気になってすぐに入手して読んだのだが、その後インフルエンザに罹って書評を書いている時間が取れなかった。Amazonでも売れているようだが、良いだと思う。とても28歳の人が書いたとは思えない。 何より良いのは、難しい理論をごちゃごちゃと書いたりしていないことだ。ところどころ、ジェフリー・ムーアの「キャズム」の概念とか、web2.0とロングテールがどうとか書いてあったりするが、そんなことは一言も書かなくても良かったとすら思う。 商売の中で最も大事なことは心だ、時間だ、そして地域という場所なのだという、当たり前のことをしっかりと、実際の話を元に書いてある。タイトルには「マーケティング」とあるが、マーケティングのではない。これはれっきとした、そして最近まれに見る素晴らしい「営業」についてのである。 読後の最初の印象は、「素晴らしい、やられた」というものだった

    書評『超地域密着マーケティングのススメ』 - R30::マーケティング社会時評
  • 劇薬本「子どものねだん」で知る児童買春地獄

    掛け値なしの劇薬、まじめに読むほど気分が悪くなること必至。最悪なことに、こいつがフィクションでないことを意識して読まされる。ふつうの人は読んではいけません。 「赤ちゃんの値段」があるぐらいだから、「子どもの値段」もあるだろうという安易な発想から見つけたのだが、これがスゴい。ヒドい。「人をモノのように扱う」は比喩だというヌルい感覚は吹き飛ばされる。言葉そのままの意味で「モノ以下」。子どもにとっては地獄そのもの。書をタネとした「闇の子供たち」の方が、フィクションである分、ある種の「安心感」をもって読めたが、これはそれを許さない。 「小さな穴」を求めるオトナにとって、子どもの性別は関係ない。従順で、好きに扱え(暴力を含む)、未発達であるがゆえに締まりが良い穴であれば、関係ないのだ。自由を奪われ、ろくな事を与えられず、暴行・暴行・暴行。そして、ちょっと言い表せないような性行為を強要される。H

    劇薬本「子どものねだん」で知る児童買春地獄
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 図書館を使い倒すための3冊

    ネットはスゴいが、図書館のほうがもっとスゴい。「知の現場」はインターネットではなく、図書館にこそある―― まだ、今のところ。 ディスプレイの『あちら側』を否定するつもりは毛頭ないが、もてはやし過ぎ。Evangelist ならいいよ、いくら吹いたって。だってそれがメシの種だから。ただし、賭金は横目でチェックしておかないと。 ここでは、図書館を使い倒すための有用なテクニックや知識をご紹介。以下のを参考にした。 ・図書館に訊け!(井上真琴,筑摩書房,2004) ・図書館を使い倒す!(千野信浩,新潮社,2005) ・図書館のプロが教える「調べるコツ」(浅野高史,柏書房,2006) 「図書館に訊け!」はサービスを提供する側、すなわちサーバー側から使い倒しのテクニックが惜しげもなく開陳されている。いっぽう「図書館を使い倒す!」は、クライアント側から図書館を徹底的にしゃぶりつくすための技が紹介されてい

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 図書館を使い倒すための3冊
  • Amazon.co.jp: スティーブ・ジョブズ神の交渉術: 独裁者、裏切り者、傍若無人…と言われ、なぜ全米最強CEOになれたのか: 竹内一正: 本

    Amazon.co.jp: スティーブ・ジョブズ神の交渉術: 独裁者、裏切り者、傍若無人…と言われ、なぜ全米最強CEOになれたのか: 竹内一正: 本
  • Jun Seita's Web: 「好きを貫く」ための「お金・リテラシー」

    「好きを貫く」と心に秘めた日の18歳にまず必要なのは「お金・リテラシー」ではないだろうか。「資主義・リテラシー」と言ってもいいが、それほど堅苦しいものではない。半日あれば十分だ。梅田さんから連日発せられる一連の「好きを貫け」論に共感するからこそ、この点を強調しておきたい。 そんな「個と組織の関係や距離感」における「個の強さ」を追求するために、何に投資したらいいかを考えたい。「英語」というのは相変わらずあるんだろう。でももう少し未来志向に。 仮に、自分が18歳で「好き」なことがあって(それはITとかウェブとは全く関係ないと仮定する)、それを「核」に、組織に強く依存した生き方をしないで「好き」を貫きたいとする。インターネットはユーザとして好きだ。そんな自分をイメージする。 そのとき「ウェブ・リテラシー」を徹底的に身につけるっていうことは、自分が18歳だったら絶対にしておきたい、という気がす

  • 書評 - スピード ハックス : 404 Blog Not Found

    2007年03月25日17:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - スピード ハックス 実はクチコミの技術を頂いた際に、シゴタノ!の大橋さんもいらして、これまた人から書をいただいきました。ありがとうございます。 スピード ハックス 大橋悦夫/ 佐々木正悟 しかしこちらの書評を後回しにした理由は.... すでに飛ぶように売れているのです。 私が頂いた「スピード ハックス」は、奥付によると2007年3月1日第3刷。初版が今年2月10日なので、一月未満でこれです。しかも大橋さんによると、初版が1万部。このご時世にこれはすごい。 前置きはこれくらいにして、書の紹介を。「スピード ハックス」は、副題に「仕事のスピードをいきなり3倍にする技術」とあるとおり、仕事をてきぱきと片付ける術の指南書。 目次 - シゴタノ! - 『スピードハックス』をテコにより まず「取りかかる」気持ちを起こす 「段取

    書評 - スピード ハックス : 404 Blog Not Found
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 『悪魔のモテ理論 恋愛の利回り』フェルディナント・ヤマグチ著

    遅ればせながら読了。彼が書いていなければ絶対に手に取ることなどないであろう内容の数々、堪能いたしました。それ以前に、彼が週刊誌の連載をやりきることなど不可能ではないかと思っていたこともあって、別の意味で感無量なんですけれども(笑)。献頂戴していた(しかも三冊)のに気づかず、普通に発売翌日に紀伊国屋で買ってまして、かといってブックオフに持ち込むのも快しとせず、仕方なく読後は弊社社員および弊社取引先でモテから程遠い人たちに寄贈しておきました。 いわゆる「女性への投資活動」については、私は論評できる立場にありません。キチガイ女がやってきて断ったらネットで誹謗中傷されたことがあるぐらいでしょうかね。諸般の事情があってヤマグチさんは覆面をしている割に、いや、覆面であるがゆえに「なるほど女性へ投資する人たちというのはこういう属性の人か」と得心が逝くわけですけど、ある意味もったいないからカミングアウ

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「図書館に訊け!」は盗みがいがあるぞ

    「検索」ならぬ、情報「探索」の方法が盗める。しかも、調べ物のプロフェッショナル、図書館員の技が惜しげもなく開陳されている。 「検索」はキーワードによるヒットを試行錯誤する方法だ。いわば、欲しいものが明確に分っており、ピンポイントで狙って当てるようなもの。いっぽう「探索」は調べたいトピックによる絞り込み検索+レファレンスブックのフィードバックによる深堀りだ。着弾地点から再度絞り込みをかけているようなもので、確度と網羅性は高い。 この探索手法が具体的かつ「調べるための」参考文献満載で紹介されている。このテクニックを「文法」になぞらえている。至言なので孫引きする。 文法をやらなくっても読めるっていうのは正解だよ。だけど、そいつはよっぽどセンスと力とやる気のある人がいう台詞なんだ。凡人はな、文法をやったほうがよっぽど楽なんだ。特急券なんだよ。苦労の末につかむ筈の法則を、最初にぽんと教えてもらえるん

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「図書館に訊け!」は盗みがいがあるぞ
  • 戦争映画、歴代ベスト7

    久しぶりに「地獄の黙示録」を見た。これで三回目だが、相変わらず難解な映画だ。しかし、アメリカに長く暮らして来たためか、単に私が歳をとってきたためかは分からないが、少なくともコッポラが何を伝えたかったかだけははっきりと分かるようになって来た。「戦争中に軍人を殺人罪で訴えるなんて、インディの自動車レース中にスピード違反のチケットを渡すようなもの」というセリフに象徴される、既存の価値観をすべて塗り替えてしまうような戦争の狂気。この映画のそれぞれのシーンすべてが、その狂気であふれている。 その意味でも、1979年に作られたこの映画を今でも「最高の戦争映画」と絶賛する評論家がいるのは理解できる。個人的には、その狂気の中でも懸命に生きようとした人々を描いた「ライフ・イズ・ビューティフル」とか「戦場のピアニスト」の方が見た後に元気が出るので好きだが、まあどちらも必用なのだろう。 そこで、私なりの「戦争

  • Amazon.co.jp: 人間の条件 (ちくま学芸文庫 ア-7-1): ハンナアレント (著), 志水速雄 (翻訳), Arendt,Hannah (原名): 本

    Amazon.co.jp: 人間の条件 (ちくま学芸文庫 ア-7-1): ハンナアレント (著), 志水速雄 (翻訳), Arendt,Hannah (原名): 本
  • 藤本徹著「シリアスゲーム―教育・社会に役立つデジタルゲーム」 - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    藤本徹著「シリアスゲーム―教育・社会に役立つデジタルゲーム」 - H-Yamaguchi.net
  • 書評 - われわれはどこへ行くのか? : 404 Blog Not Found

    2007年03月01日00:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - われわれはどこへ行くのか? 松井孝典のなら、やはり最初の一冊はこちら。 われわれはどこへ行くのか? 松井孝典 これを読んでから、「松井教授の東大駒場講義録」を読むというのが順序としてはいいと思う。 書「われわれはどこへ行くのか?」は、地学の世界的第一人者、松井孝典による、チキュウ学(地球|知求)学の(「チキュウ学」は松井教授の東大駒場講義録より)。チキュウ学は帯にあるとおり「宇宙の始まりから人類の運命まで」あつかう、実に壮大な科学だ。 その壮大な科学を、ちくまプリマー新書という、岩波ジュニア新書と並んで新書の中ではもっとも「わかりやすく」かつ「納得しやすく」書かなければならないメディアに対して書いたのが書である。これが面白くないわけがない。 目次 - 筑摩書房 われわれはどこへ行くのか? / 松井 孝典 著より

    書評 - われわれはどこへ行くのか? : 404 Blog Not Found
  • Amazon.co.jp: オープンソースの成功: 政治学者が分析するコミュニティの可能性: スティーブンウェバー (著), Weber,Steven (原名), 浩生,山形 (翻訳), 桜,守岡 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: オープンソースの成功: 政治学者が分析するコミュニティの可能性: スティーブンウェバー (著), Weber,Steven (原名), 浩生,山形 (翻訳), 桜,守岡 (翻訳): 本