試合前、スタジアムのビジョンで新スタジアム建設の現状がサポーターへ説明された=11日午後、万博記念競技場(撮影・森本幸一) Jリーグ1部(J1)ガンバ大阪(金森喜久男社長)は11日、大阪府吹田市の万博公園内で建設計画を進めている新スタジアムについて、建設費を民間からの寄付金で調達する方針を発表し、この日の清水戦の試合前にオーロラビジョンを使って、サポーターにも募金の協力を呼びかけた。 現在使用している万博記念競技場が国際サッカー連盟(FIFA)の基準を満たしたものではないため、国際試合の誘致を目的にした新スタジアムは収容人数3万2千人で、大阪では初となる屋根付きのサッカー専用スタジアムを計画。屋根にはソーラーパネルを設置し、電力供給の一部をまかなう予定だ。 建設費約150億円のうち、約100億円はスポンサーや地域企業から調達する予定で、現在までに約80億円のメドが立っているという。サポータ