6月22日、日立柏サッカー場でJ1第17節の柏vsG大阪が行われた。スコアは4-2。敵地に乗り込んだG大阪が大量4ゴールで勝利を収めた。柏は敗れたものの、勝ち点25のまま首位の座をキープしている。 試合は対照的な構図で始まった。 柏は11試合で20ゴールとリーグ2位の数字をマーク。守備面でもリーグ最少の7失点と、攻守に安定したサッカーで快進撃を続けてきた。対するG大阪は ここまでの9試合中6試合が2失点以上で、完封したゲームはない。守備の不安定さが中位を抜け出せない要因の一つとなっている。 昇格組ながら屈指の決定力を持つ柏の攻撃を、守備がいま一つ覚束ないG大阪がどこまで抑え切れるか。キックオフ前にようやく暑さが落ち着いたナイトゲームは、G大阪の最終ライン付近の攻防が注目ポイントの一つとなった。 先制したのは柏。10分、CKのこぼれ球に反応した田中順也が迷うことなく左足を振り抜きゴー