日本郵便が16日午後に開かれる総務省の有識者委員会で、減少傾向にある郵便物への需要の変化や、インターネットといった通信手段が普及していることを理由に、郵便法で定める配達頻度の削減...続きを読む
福岡県宗像市の「日の里地区」は、福岡と北九州のベッドタウンだった。217ヘクタールの敷地に日本住宅公団(現UR都市機構)が開発した5階建て団地68棟と高層の4棟が立ち並び、周囲に戸建て住宅が集まる。当時は九州で最大規模のニュータウンと呼ばれた。 だが開発から約半世紀が過ぎ、建物は老朽化。同地区の人口はピークの1993年から2割近く減った。3人に1人は65歳以上になり、団地の住居は4分の1が空き家だ。かつて通勤通学客があふれたJR東郷駅までの道は人影もまばら。そんな団地に、URがビニールハウスを作ったのは、昨年4月のことだ。 「小松菜ですね。いま収穫しますから」 12月下旬の日曜日。子どもの遊び場だった場所に建つ約260平方メートルのハウスには、近所の人たちが訪れ、ここで育てられた小松菜やチンゲンサイ、わさび菜を買い求めていた。入り口には、「新鮮野菜」の旗。日曜恒例の朝市の風景だ。 野菜を作
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く