運用設計が固まっていないシステムは、運用を担当するエンジニアに大きな負荷をかけることになります。 あいまいな設計をしてしまうと無駄なコストの垂れ流しになってしまうなど、地味ですが重要な工程です。 運用設計は実際どんなコトをするのか? 運用設計では、以下のような作業を実施します。 方針決定 運用設計書作成 運用フロー策定 運用手順書作成 特に重要なのが1の方針決定です。 顧客とのサービスレベルを合意するSLAやデータベースの復旧時間や復旧時点を決めるRTO、RPOなどのレベルを事前に決めておかないと運用設計が前に進みません。 方針を顧客やシステム設計開発担当者と交渉しながら確定していき、その方針に従い運用設計書の作成や運用フローの作成に取り掛かります。