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2012年1月6日のブックマーク (3件)

  • 現実はSFよりもSFだ「ロボット兵士の戦争」

    現実はSFよりもSFだ。しかも、SFよりも「お約束」な展開が恐ろしい。 革新のスピードが速すぎて、考えるのをやめ、「なりゆきを見守っている」のが、現状になる。SF好きには堪らないだろう。なんせ、ロボット兵を作り出すアイディアを、SFから拝借しているどころか、SFでもやらないベタな地雷を正確に踏んでいるのだから。 軍用ロボット技術の現状を洞察し、イラクやアフガニスタンで活躍する無人システムを、(良いとこ悪いとこ含めて)解説する。紹介される無人偵察機やロボット兵はSFまんまだけれど、だいたい想像つく。むしろ、使い勝手の良さや、ユーザ巻込み発想はスゴい。 たとえば、ルンバで有名なiRobot社のPackBot(パックボット)は、箱から出してすぐ使える。8つのペイロード・ベイがあり、地雷探知機や生物化学兵器センサー、ズームカメラなど何でも搭載できる。イラクではカメラ+かぎ爪を組み合わせ、遠隔地から

    現実はSFよりもSFだ「ロボット兵士の戦争」
    mshkh
    mshkh 2012/01/06
    「ロボット兵士の戦争」←これは読んでみたい
  • [書評]蜂蜜パイ(村上春樹): 極東ブログ

    一昨日の晩なんとなくラジオを聞いていたら、少し気になる感じの女性の声で朗読があった。何だろうかと思ったがすぐにわかった。熊の「まさきち」といえば、村上春樹の短編「蜂蜜パイ」である。2000年に出版された「神の子どもたちはみな踊る」(参照)に収録されてる。声は松たか子であった。しばらく聞いて、そして結局その回を全部聞いた。翌日に続きがあったが聞き逃した。が今朝の最終回は聞いた。7日の午後にその二回分の再放送があるらしい。 一昨日の晩、途中だった朗読の先が気になって書棚から「神の子どもたちはみな踊る」を取り出し「蜂蜜パイ」を通して読んだ。 村上春樹の短編集の中ではこれがもっとも優れているだろうと私は評価しながらも、最後に置かれているこの書き下ろしの「蜂蜜パイ」は失敗作ではないかとも考えていた(他短編は「新潮」連載)。だが、松たか子の朗読を聞きながら、そうは簡単に割り切れない部分と、今になって思

  • 中国vs米国:中国が世界一の経済大国になる日

    (英エコノミスト誌 2011年12月31日号) 中国経済が真の意味で米国経済をしのぐ時が見えてきた。 2011年春、ピュー・グローバル・アティテューズ・プロジェクトが世界各国で合わせて数万人を対象に、世界一の経済大国はどの国かという調査を行った。調査対象となった中国人のうち半数が、米国が世界一を維持していると回答し、「中国」と答えた人はその半分だった。 一方、米国人にはそこまでの自信はもはやなく、回答者の43%が「中国」と答え、米国がいまだ世界一だと答えた人は38%にとどまった。 鉄鋼消費量などでは10年前に既に逆転 米国と中国のどちらが世界一かは、どの基準を選ぶかによる。誌(英エコノミスト)が選んだ21の指標で見ると、既に半分以上の項目で中国が米国を追い抜いており、10年以内にほぼすべての指標で世界一になる見通しだ(全項目については、こちらを参照)。 経済力は、1人当たりの数字より、絶