「資金が続く限り、雇用は守る」。7月29日、ANAホールディングス(HD)は2020年4~6月期の最終損益が1088億円の赤字となったと発表した。四半期決算として最悪の水準だ。発表後、社長の片野坂真哉は約4万5千人のグループ全社員にこんな異例のメッセージを送った。20年度の夏季賞与は前年比で半減した。経営トップが社員に直接雇用維持を強調することは、08年のリーマン・ショック時もなかった。メッセ
日本航空(JAL、9201)は12月31日夜、羽田空港国際線ターミナルで出発客に日本の風情を楽しんでもらおうと恒例の餅つきを行った。 JALの餅つきは2010年の国際線ターミナル開業時に始まった大晦日恒例のイベントで、4回目を迎えた。今年は午後8時から社員有志30人の手で開かれ、黄粉(きなこ)とあんこ2種類の餅が、出発を待つ乗客やターミナル内で開かれたコンサートを聴きに来た地元の人たちにふるまわれた。 杵を手にしたのはラグビー部「JAL WINGS」の部員で、背番号「20」と「13」、「14」のユニフォームを着て「2013」と「2014」を表した。植木義晴社長や大相撲の武蔵川親方(元武蔵丸関)も参加し、植木社長は「前回は元日に腰が痛くなった」と言葉を漏らしながらも餅つきに挑み、観客の掛け声に合わせて杵を振り上げていた。 餅つきは4回行われたが、最後の回に武蔵川親方が「ちょっと疲れてきたみた
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