今週のターゲットはICレコーダー。授業や講演から、会議と打ち合わせの記録まで幅広い用途で使われている。高性能化と多機能化が進んだ現在は、バンド演奏の収録やラジオ放送の録音を目当てに購入する人も増加中だ。今回取材したヤマダ電機 LABI池袋店の黒澤氏は「展示会に行ったり、ふとアイデアが沸いたりしたときに、ICレコーダーに自分の声を吹き込む“メモ録り”をする人も増えています」と語る。 ICレコーダーの調査は当連載第1回以来となるが、オリンパスの「VoiceTrek」シリーズがトップを走り、三洋電機やソニーが第二集団を形成する構図は変わっていない。ただし、ジャンル全体が画一化する方向ではなく、新モデルが登場するたびに個性が際だっていくのが最近の流れだ。それを踏まえて、売れ筋ランキングをみていこう。