クリスマスチキンといえば、長年にわたってケンタッキーフライドチキン(KFC)が定番だったが、ここ数年、コンビニエンスストアがその市場を確実に侵食しつつある。 コンビニチキンで先鞭をつけたのはファミリーマート。2012年10月に発売が開始された「ファミマプレミアムチキン」(180円)は、それまで売っていた「ファミチキ」の高級版として素材や味付けにこだわり開発したところ、わずか10日で計画を大幅に上回る販売量を記録。あえなく販売休止に追い込まれた。 今年のクリスマスはプレミアムチキンに加え、肉厚な骨付き上もも肉を使った「プレミアムチキン(サイ)」(190円)でバリエーションを増やし、顧客をがっちり囲い込む戦略に出ている。 そんなファミマの勢いを阻止しようと、他のコンビニも続々とチキンで勝負を挑む。ローソンは今年10月末に発売した「黄金チキン」(180円)が、約20日で1000万食を突破。こちら