神奈川県の日本共産党湘南地区委員会は22日、藤沢市内で志位和夫委員長を弁士に、県知事・県議選(4月10日投票)、市議選(同24日投票)の勝利に向けた演説会を開きました。志位氏は経済、貿易、税と社会保障、外交、地方政治の各分野にわたって閉塞(へいそく)を打ち破る展望を語り、聴衆は盛んな拍手と声援を送りました。 菅政権が推進する環太平洋連携協定(TPP)について、食料の安定供給ばかりか日本の経済主権をも失わせるものだと批判した志位氏。関税以外の貿易障壁(非関税障壁)も撤廃の対象だと指摘し、米国の規制緩和要求には“冷凍フライドポテトへの大腸菌付着を認めろ”という主張まであると紹介すると、どよめきが広がります。志位氏は「亡国」「売国」のTPPに国民の連帯でストップをかけようと呼びかけ、大きな拍手に包まれました。 米軍基地をめぐって志位氏は、米兵の酒気帯び運転による県民の死亡(藤沢市内)、米軍ヘリか