沖縄の米軍普天間基地に垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを2012年10月から配備する米軍の計画を、政府が正式に受け入れようとしています。 オスプレイの配備は撤去が求められている普天間基地の重圧をさらに増大させるもので、県民にとって絶対に認められるものではありません。12年にオスプレイを配備するというなら、それこそそれまでに普天間基地を閉鎖・撤去させることが重要になります。 危険がさらに強まる オスプレイは、離着陸時はヘリとして、水平飛行のときはプロペラ機として飛ぶ最新鋭の輸送機です。すさまじい爆音と墜落の危険を伴っています。政府はこのオスプレイ配備を受け入れる方針を確認し、北沢俊美防衛相が先月7日に仲井真弘多沖縄県知事との会談でこの方針を伝えていたと報じられています。 人口が密集する宜野湾市のど真ん中に居座る普天間基地は爆音被害の温床です。離着陸する米軍機の爆音が夜も昼も市民を苦しめてい