日本共産党鹿児島県奄美地区委員会は28日、市田忠義書記局長を奄美文化センターに迎え演説会を開きました。地元経済団体役員や市の幹部、保守系の元議員らも参加。演説会への幅広い案内活動を反映し、初めて党の話を聞く参加者が目立ちました。 市田氏は、民主党代表選が「国民の切実な思いに応えていない」と指摘。国民の誰もがあきれかえる、ひどい政治の現状を日本共産党はどう変えるのか、原発問題、大震災からの復興、円高問題、TPP(環太平洋連携協定)、平和の問題についてそれぞれ党の立場を縦横に語りました。 円高が繰り返される背景について市田氏は「ごく少数の輸出大企業が円高のもとでも労働者と中小企業に犠牲を押し付けて輸出を増やし利益を上げる『円高体質』の悪循環がある」と指摘。「雇用と中小業者の経営を守る緊急対策や賃金引き上げで日本経済のゆがみを正し、『円高体質』を根本から改める政治に」と訴えました。 沖縄の米軍新