日本共産党の穀田恵二国対委員長は22日放映のテレビ朝日系「TVタックル」に出演し、他党議員らと議論しました。 輸入食品の安全検査体制をめぐり、穀田氏は「自民党政権時代に人員を大きく減らし、(検査が)減ってきたという歴史的経過と責任がある」と指摘。自民党の平沢勝栄衆院議員は「サンプル調査にした」と弁解しました。 穀田氏は「国民は遺伝子(組み換え食品)や食品表示の問題などに強く関心を持っている。それ(基準)をさらに緩めようとする動きがあるのは大変なことだ」とのべました。 安倍内閣が集団的自衛権行使をねらっている問題で、穀田氏は「集団的自衛権は日本を守ることではない。海外でアメリカと一緒に戦争をするということだ」と発言しました。 東京新聞社論説副主幹の長谷川幸洋氏が「穀田さんの議論は分かるが、現実にミサイルが飛んできたらどうするのか」とのべ、穀田氏は「そういう事態をつくらせないのが政治の責任だ」