最近、よくトップダウンで無茶な企画や指令が飛んでくる。まったく現場の意見もきかず、現場のことも知らないのに、勝手なことだ……それでうまくいけばいいが、そう簡単には……というのは、どこかのテーマパークだけではなく、一般的によくある話だろう。私の職場でも同じだ。 昨年、ディズニー・インスティチュートによるセミナーが日本で開催された。アメリカでしか受けることができない、ディズニーのマジックの「コツ」の一端を学ぶことができるものである。アメリカのディズニー・インスティチュートではさまざまなプログラムが用意され、世界中の企業から、多くの人が学びに訪れている。 ……と、今回はディズニー・インスティチュートの話ではない。日本で行われたセミナーでは、アメリカから二人のファシリテーターが講師となった。一人は約30年前、パートタイムとしてカリブの海賊のキャストからはじまり、ジャングルクルーズの船長などを務め、
早いもので、東京ディズニーランドはもう25周年である。宣伝では「リゾートが25周年」と言っているが、あそこがリゾートになってからはまだ数年しか経っていないのだ。 それはともかく、これまで何回、遊びに行ったことだろうか。年に2~3回くらいしか遊びに行っていないのだが、いくたびにパークは変わっていく。単なる駐車場だったところには、いつの間にか豪奢なホテルが立ちはだかり、エントランスからの光景が一変している。最初は違和感があったタワー・オブ・テラーも舞浜の光景の一部になっている。 もちろんパークの中もすっかり変わった。樹木は生い茂り、あちこちで日影を提供している。通路には、10周年より昔はほとんどなかった小さな店が乱立し、売上に貢献し、人の行き来を阻害している。 そういえば、昔はあちこちで販売していた陶器製のフィギュアや置物、ブロンズ像をすっかり目にしなくなった。もともと、そんなに売れるわけでも
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