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ブックマーク / numagasablog.com (6)

  • 窓の向こうに何を見る。『映画 窓ぎわのトットちゃん』感想&レビュー(ネタバレあり) - 沼の見える街

    今年・2023年の日アニメ映画は、大豊作だったと言っていいだろう。 私が鑑賞したり感想を書いたりした限られた範囲だけでも、斬新なキャラデザが光る『金の国 水の国』、鳥山明の良さが詰まった快作『SAND LAND』、芸能界と社会の歪みを斬る【推しの子 Mother and Children】、ハイセンスな絶滅どうぶつアニメ『北極百貨店のコンシェルジュさん』など、数多くの忘れがたい劇場アニメ作品をあげることができる。なんなら昨年末に公開して話題をかっさらった大傑作『THE FIRST SLAM DUNK』も今年の夏までずっと上映され続け、劇場を盛り上げていた。配信アニメでは、サイエンスSARUが海外のクリエイターとがっつり組んで作り上げたNetflix『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』は特に注目すべき一作だ。(ちなみに海外アニメは海外アニメで凄まじい豊作イヤーだったが今は置いておく。)

    窓の向こうに何を見る。『映画 窓ぎわのトットちゃん』感想&レビュー(ネタバレあり) - 沼の見える街
  • 「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街

    講談社の科学系新書レーベル「ブルーバックス」が60周年記念ということで、9/28まで大規模な(史上最大らしい)電子版50%セールを開催中なので、個人的に面白かったり広めにオススメできそうなタイトルをまとめておこうと思った。 amzn.to ブルーバックスは広大な科学ジャンルを扱っているレーベル(昨年時点で出版総数2200点らしい)なので、チョイスが偏ってると思うけど…。数学とかも沢山あるのだが弱いジャンルなのであまり紹介できなかった。あと新しめのが多いです。 60周年記念の一環なのか、ブルーバックスが読み放題サービスのkindle unlimitedにもけっこうドカンと入ったので、加入して読み倒してもいいかも。いま3ヶ月無料キャンペーンもやってるそうなので(〜10/15)対象者はぜひ。 ところでオススメは「10冊」に絞ってみた…つもりだったが、いま目次を数えたら11冊あった。まぁあわ

    「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街
  • ゴルフ場の人食いザメ「オオメジロザメ」図解 - 沼の見える街

    「ゴルフ場の人いザメ」こと「オオメジロザメ」のお話を図解しました。流れ次第では近所にやってくる…かもしれない。 TwitterにALT文章あり↓ 「ゴルフ場の人いザメ」こと「オオメジロザメ」のお話。流れ次第では近所にやってくる…かもしれない。 pic.twitter.com/axzxr8MixQ — ぬまがさワタリ (@numagasa) 2023年9月23日 ちなみに「ゴルフ場の人いザメ」と呼ばれたサメたちですが、人に危害を加えることもなく愛され名物サメになり、その多くは再び洪水が起こった時にまた去っていったのだとか。ただし1匹、不届き者に盗まれてしまったらしい…。ゆるせぬ。 ↓「ゴルフ場の人いザメ」に関する最近のNYタイムズ記事(ギフトにしとくので興味あれば読んで)。ゴルフ場に閉じ込められたオオメジロザメの特殊なケースは、サメの寿命や適応能力を知りたい科学者にも恩恵を与えたもよ

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  • ハヤカワのオススメ本12冊+α - 沼の見える街

    ハヤカワのが好きで、面白かったをよくオススメしてるのだが、セールのたびにいちいち紹介するのも面倒なので、広くオススメできそうなをまとめておく。 ちなみにハヤカワといえばSFの印象があるだろうが、私はけっこうノンフィクションに偏っているので、単純に面白かったをフィクション/ノンフィクション問わずごちゃまぜで紹介したい。タイトルで10冊といいつつ上下巻やシリーズも1冊扱いで、関連書もちょいちょい並べてるので明らかに数十冊はあるが…。ついでなのでその他のオススメも軽めに紹介しとく。セール時はどれもだいたい半額なので買っといて損なし。 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 『イヌはなぜ愛してくれるのか 「最良の友」の科学』 『知ってるつもり 無知の科学』 『三体』 『自由の命運  国家、社会、そして狭い回廊』 『神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門』 『こうしてあなたたちは時間戦争

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  • こういうのでいいんだよLV100。『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』感想&レビュー(ネタバレあり) - 沼の見える街

    「頭空っぽにして楽しめる映画は、頭空っぽでは作れない」という有名なことわざがある。いや実際にはないが、多くのクリエイターが同意する真理だろう。観る側は頭を空っぽにしようが熟考しようが好きに観てOKなのだが、作る側が「頭空っぽ」で雑に適当に作ってしまえば、まず間違いなく観客は「えっ今の展開おかしくね?」とか「今時こういう表現はないわー」とか「とにかく話がつまらない」とかいちいち気を散らされてしまい「頭空っぽ」では楽しめなくなることだろう。「頭空っぽで楽しめる」とか「こういうのでいいんだよこういうので」と観客が思えるような「ちょうどイイ!」塩梅の作品を作るのは、実は極めて高度な技術なのだ。その真実を改めて思い知らせてくれる、「こういうのでいいんだよLV100」みたいなエンタメ大作が劇場に降臨した。『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』である。 『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトロー

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  • 地球最強の映画がここにRRR。『RRR』感想&レビュー - 沼の見える街

    最強の映画とはなんだろうか。桁外れに強い人間や動物が暴れまわる映画。有無を言わせぬ物語の面白さで引っ張っていく映画。画作りやアクションやダンスが圧倒的に美しい映画。人が互いに抱く激情を正面から描ききる映画。起こる事態がヤバすぎて笑うしかないけどなぜか感動してしまう映画。社会の不平等・不正義を告発するような怒りに満ちた映画。いずれも文句なしに「強い」映画といえるだろう。だがそのすべてを兼ね備えた映画があるとすれば、それは「最強の映画」と呼ばざるをえないのではないか。この2022年、「最強」の称号にふさわしい映画を1あげるなら、インド映画『RRR(アールアールアール)』で決まりだ。 『バーフバリ』のラージャマウリ監督の最新作『RRR』、さぞ凄いだろうと期待したが当に凄かった。英国支配下のインドで2人の凄い男が出会って凄い関係を築く物語で、常に想定を5倍上回る凄い事態と凄い絵面と凄いアクショ

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