最近一般の方の歌をレコーディングする機会がとても多いのですが、ボーカルディレクションをしていて感じるのは、録音した自分の歌を聞いても『自分の歌がどうなっているのか?』あまり理解(判断)出来ていない方が多いように感じるんですね。 以前、【上手いボーカリストは耳が良い ~耳を鍛える重要性~】でも述べましたが、 上手いボーカリスト 「息づかい・ニュアンス・節回し・響き・タイミング・間・子音・母音の伸ばし方・ビブラート」など、自分の歌を冷静に客観視できる力量を兼ね備えいます つまり≪歌を分析できる能力≫があるんですね。 音程の良し悪しは判断できるが、他の歌の要素は? 最近流行りのカラオケマシンの採点機能の影響からか、「音程の良い悪い」は判断できる方は多いように感じます。 聞くところによると、カラオケマシンの点数を上げるためには、まず第一に楽譜を通りに音程を合わせることが大切らしいので(他にもたくさ