11月16日の読売新聞に、NHKの朝の看板番組『おはよう日本』に関するこんな投稿が掲載された。 「アナウンサーが民放の人たちと同じようにふざけたり、つまらないギャグを言ったりするのはやめてほしい。(中略)朝から軽すぎるのも腹立たしいので、NHKらしくしてほしい」 50代の主婦からの痛烈な“苦情”は、読者の間に波紋を広げた。12月1日付の同紙で「41通もの反響があった」と再び記事となり、中には「そういうたぐいのトークが始まると、チャンネルを変更している」「民放が軽すぎるからNHKを見ているのに」という声も寄せられている。 そもそも、『おはよう日本』はお堅いニュース番組だったはずだが、いったいどこで「つまらないギャグ」が飛び出すというのか。新聞に投稿があった日から数日遡って放送を見返すと、間もなく視聴者たちの“イライラの元凶”が浮かび上がった。 それは同番組の6時台後半の『まちかど情報室』とい