ロータス最小・最軽量の「119」シリーズ 自宅の裏庭などで、中古車のパーツを活用して手作りのスポーツカーを作る、いわゆるバックヤード・ビルダーは、第二次世界大戦後のイギリスで数多く見られた「自動車メーカー」のひとつの形であったが、そのなかでももっとも大きな成功を収めたのが、ご存じ「ロータス」だろう。革新的なクルマ作りで知られるそんなロータスが作った、動力源を一切持たないレーシングカーとは? EVよりもエコなモータースポーツ「ソープボックスダービー」 欧米の人々は、レースが大好きだ。モナコGPやル・マン24時間、インディ500などに代表される「普通のレース」はもちろんだが、彼らはタイヤが付いてさえいれば、なんでもかんでもレースにする。大型のトラクター・ヘッド、農業用トラクター、果てはエンジン付き芝刈り機を使ったレースまで、ありとあらゆるもので競争する。 「ソープボックスダービー」、あるいは「