スクラムにて効果的なスプリントバックログを書き出すには?という話です。スクラムに則っていることを前提とします。 スプリントバックログとはどうあるものか スプリントバックログ (以下: SBL) は「スプリントに設定された目標1を達成するために必要だとチームが考えている作業の一覧」です。スクラムではこのスプリントに設定された目標を達成するために取り組むプロダクトバックログ (以下: PBL) を選定するので、SBLの大半は「PBL を完了させるために必要な作業」となります。2 PBLを完遂するためのSBLを書く ただし応用として、複数のPBLの上流となる作業が生じることもあるし、PBLとは直接関係しない作業もSBLとして扱うこともあります3。単純なPBLとSBLによるツリー構造になるとは限らないことに注意したいです。 PBLとSBLは必ずしもツリーではない 有用なSBLを書き出すことで、PB
