「食べたいけど、体重が気になる」という人も多いのでは? ところが、管理栄養士の足立香代子さんは、間食を取ることを勧めています。いったいどういうことでしょうか。 ◇ ――ダイエットといえば「いかに我慢するか」だという意識が根強い中、あえて「間食した方がいい」と勧めていますね。 「太る理由が『夕食のとりすぎ』という人が多くいます。なぜ食べ過ぎるのか。それは『おなかぺこぺこ』で夕食を迎えるからです。おなかぺこぺこの時、脳は糖質を欲しがり、ご飯やパンを早食いしてしまうのです」 「そうすると起こるのが、血糖値の急上昇。一気にあがった血糖値は、下がるのも早い。血糖値が下がるときに、人は空腹を感じます。だからまたすぐに食べたくなってしまいます。昼食から夕食までは、8時間近く間があく人もいるでしょう。その途中で間食をうまくとれば、『おなかぺこぺこ』での夕食を避けられます」 ――間食におすすめなのは? 「果