こちらのトータシェル(黒と茶のぶち柄)の猫、ヴィーナスさん(3歳、メス)は、顔の半分からまったく違う柄となっており、世界で最も有名な猫となった。 フェイスブックに自分のページを持っていて、ユーチューブに投稿された動画の再生回数は200万回に達しようとしている。ヴィーナスさんはこの不思議な柄から多くの報道では「キメラ猫」と紹介されていた。 顔半分で柄の違う猫 神話に登場する怪物のキメラ(キマイラ)は、さまざまな動物の部位を寄せ集めた身体を持つが、キメラと呼ばれる顔半分の柄が違う猫の場合、2つの受精卵が融合した結果、2種類の異なる遺伝子の細胞を併せ持つ個体をいうそうだ。 この画像を大きなサイズで見る カリフォルニア大学デービス校の教授で、イエネコの遺伝について研究しているレスリー・ライオンズ氏によると、ネコの間ではキメラはそれほど珍しくないそうだ。 実際、オスのトータシェル(茶と黒のブチ柄)の