パリオリンピックの柔道男子100キロを超えるクラスで、初出場の斉藤立選手は3位決定戦でウズベキスタンの選手に敗れて、メダル獲得はなりませんでした。 22歳の斉藤選手は、ロサンゼルス大会とソウル大会で金メダルを獲得した父親の仁さんとの親子2代での金メダル獲得を目指して、初めてのオリンピックに臨みました。 斉藤選手は初戦の2回戦で、東京オリンピックの金メダリスト、チェコのルカシュ・クルパレク選手と対戦し、開始1分半すぎに内股で一本勝ちしました。 続く準々決勝では、キューバの選手との延長4分を超える試合を、内股で技ありを奪って勝ちました。 しかし準決勝では、ことしの世界選手権で優勝した韓国のキム・ミンジョン選手に背負い投げで一本を取られて敗れ、3位決定戦にまわりました。 3位決定戦ではウズベキスタンのアリシェル・ユスポフ選手と対戦し、開始1分過ぎに技ありを奪われると、そのまま、腕ひしぎ十字固めで