《兵庫県の斎藤元彦知事を巡る疑惑が文書で告発された問題で、職員への一連のパワハラ疑惑を調査する県議会調査特別委員会(百条委員会)が30日開かれ、斎藤氏本人に対する証人尋問が初めて行われた》 《午後3時ごろ、ダークスーツにネクタイ姿の斎藤氏が一礼して入室。証言席に着く際も頭を下げた。委員長が、理由なく証言を拒否したときなどは刑事罰に処される可能性があることを説明し、斎藤氏が「良心に従って真実を述べることを誓います」と宣誓した》 《最初は委員長が、昨年11月に出張先で公用車を降りて20メートル歩かされ、出迎えた職員を怒ったとされる件について質問した》 委員長「車が施設の入り口まで行くと思っていたが、止まってびっくりしたと。車内から車止めが見えていたか」 斎藤氏「その通り」 委員長「職員にどういった発言をしたか」 斎藤氏「車止めをどけるのを失念していたのではないか、と申し上げたと記憶している」