「全社メール」で部下をしかり飛ばす上司 「メールによるパワハラ」は認められるか? 弁護士ドットコム 3月16日(土)21時32分配信 職場の権力を利用して上司が部下に嫌がらせをする「パワハラ」という言葉は、ひんぱんにニュースに登場するなど社会にすっかり浸透したが、パワハラにもいろいろな形態がある。たとえば、教育産業の某企業では、メールによるパワハラが行われているという。 その社員によると、ある上司は部下に対する厳しい叱責の言葉をつらねたメールを全社員にわかるような形で流すのだという。つまり、その部下を激しくしかりつ けるメールを送るときに、わざわざ全社員に流れるメールアドレスをCCに入れて送信するのだ。しかも、部下が反省の意を示すメールを上司に送るときも、全 社員にCCをつけたままメールしなくてはならないそうだ。 これにより、その部下は全社員の見ている前でしかり飛ばされているのと同じこ