山口県山口市小郡地域で、野生のサルが人を襲っていた問題で、山口市は26日夕方、サルを1匹捕獲しました。これまでに人に危害を加えた可能性があったことから、サルは殺処分されました。 捕獲以降、27日正午までに6人が襲われていて、山口市では危害を加えるサルがほかにもいるとみて、捕獲作業を続けています。 捕獲されたとみられるサル(山口市提供) 山口市によりますと26日午後5時50分ごろ、市から委託を受けた捕獲業者が山口農業高校の敷地内でサルに麻酔銃を発射し、およそ35分後に近くで捕獲したということです。サルは推定4歳の雄で、体長は48.9センチ、体重6.9キロです。大きさや色、動き方などからこれまで人に危害を加えたサルとみられ、殺処分されました。 山口農業高校によりますと26日午後5時ごろ、校舎内のげた箱付近にいたサルを職員が発見し、通報しました。高校では25日、女性教員(50代)が背後からサルに