ブックマーク / xtech.nikkei.com (79)

  • 生産性向上のツールであるはずのITが,なぜコスト削減の対象と見られるのか

    では,なぜ日企業は,どん欲なIT投資に踏み切れないのか。その理由は,IT投資の効果を経営者が実感できていないことにある。 日におけるIT投資の内訳をみると,既存システムの保守・運用といった「守りのIT投資」が圧倒的な比率を占める。新規のシステム開発案件といった「攻めのIT投資」はごくわずか---つまり,巨大化した情報システムを使い続けることに多くの労力を割いているわけである。 戦略的IT投資が24%の日,今こそIT資産リストラの時 アクセンチュアが世界のCIO(最高情報責任者)を対象に実施した調査(アクセンチュアの調査結果)によれば,日では固定的IT投資支出(システム機能改定,ハードウエア/ソフトウエアの保守・運用,バグ対応)の比率が76%,それに対して戦略的IT投資(新規開発案件,業務/組織/ITの統合的改革投資など)は24%にとどまる(図1)。日は,経営的には新たな価値を生み

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    myg 2007/09/29
  • 5分で人を育てる技術 (29)"話が上手くない人"が説明すると必ず出てくる10の質問:ITpro

    前回は,"話が分からない"と言われたことがある人向けに,「上手く説明するために,どんなチェック・ポイントがあるか」を藤井と坂の説明力を比較しながら見ていただきました。 さて,今回も前回の続きとして,藤井に説明力についてアドバイスした際のエピソードを紹介します。今回も,“仕事に役立つ7つの科目”の「(3)説得的会話」に関するノウハウがテーマです。なお,PDFファイルで「"話が上手くない人"が説明時に受ける質問10例と原因,対策表」を用意しましたので,会社の研修,教育にご活用いただければと思います。 「話が分からない」と言われる人は,どんな質問をされているか。

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    myg 2007/09/29
  • 喜ばれる情報系システムの作り方 第2回 迷わせない画面:一つの画面:ITpro

    セブン&アイ・ホールディングスの佐藤政行氏(執行役員 システム企画部 CVSシステム シニアオフィサー)のこだわりはユーザー・インタフェースにある。画面をひと目で理解でき,そこから新たな気づきを生み出せることが重要だと説く。つまり“パッ”と見て分かって,“アッ”と気づけることだ。そこでポイントになるのは,(1)一つの画面,(2)慣れたツール,(3)文字情報の可視化――の3点だ。 このうち「一つの画面」の意味するところは,関連する情報を組み合わせて1画面で表示したり,一つの画面から簡単な操作で必要な情報を取り出せたりして,利用者を迷わせないようにするということだ。あなたはこれまで,「データAの一覧」「データBの参照画面」といったように,情報の種類で分けて表示させていなかっただろうか。これでは,データAとデータBが関連するとき,複数の画面を見比べて利用者の頭のなかで情報を結び付けねばならず,新

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    myg 2007/09/29
  • 社会保険庁システムへの妻の怒りは正当か?

    参議院選挙が終わってから、社会保険庁の年金記録問題への世間の関心はやや薄らいできたような気もするが、我が家では、ある出来事がきっかけになって、つい先日まで社会保険庁のシステムがたびたび批判の的になった。正直に言ってささいなことだったが、この経験を通して「顧客と接する情報システム(業務プロセス)の設計が甘いと、顧客には大きな不満が残るのだな」ということが実感できた。 まず、社会保険庁のシステムを巡り、我が家で起こった“ある出来事”について説明しておきたい。筆者のは国民年金に加入している。年金記録問題が取りざたされているのをテレビなどで知り、自分の年金加入記録が正しいのか気になったようだ。加入記録は社会保険庁のWebサイトで閲覧できるが、そのためには専用のIDとパスワードを社会保険庁に発行してもらう必要がある。そこでは、同庁のWebサイト上でIDとパスワードを申請した。 しかし、申請時に入

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    myg 2007/09/04
  • 「若い技術者は顧客の業務を知らない」、その俗説と本当の理由

    「最近の若い技術者は、びっくりするほどお客の業務を知らない」。そんな話を年配の技術者から何度か聞いたことがある。その理由として必ず挙げられるのが、「システムがオープン系に移行したため、多くの技術者は最新の技術について行くことに精一杯で、業務を理解する余裕がない」との“俗説”。私もそんなもんだろうと同意していたが、どこか「ちょっとヘン」との違和感が残っていた。 そもそも最新の技術について行くことに精一杯の技術者って、どんな人だろう。私はこれまで、プロを自認する技術者からそんな泣き言を聞いたことがない。年配の技術者だって、もし今、Javaあたりでシステム開発をバリバリやっていれば、嬉々として最新の技術に取り組んでいることだろう。 きっとプロとしては疑問符がつく技術者が大勢いるのだろうが、こういう人たちは今も昔も、顧客の業務をまともに理解してなんかいない。昔の方が多少は理解していたのかもしれない

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    myg 2007/09/04
  • ネット業界の“新勢力”が躍進, 2007年度第1四半期決算

    2007年度がスタートして早くも5カ月が過ぎようとしている。国内IT企業が7月末から相次いで発表した第1四半期決算を見ると,昨年度の好調を引き続き維持する企業,収益構造の改革がいまだ途上の企業など様々だ。こうした中,とくに目立ったのがネット業界の“新勢力”の躍進だ。 インターネット・サービス各社の決算は,ヤフーの売上高が前年同期比15.1%増となったものの,前四半期比では1.5%減となり,広告売り上げを中心にやや失速した。また楽天は,前四半期に続いて証券事業の収益が低下し,減収減益となった。 このようにネット・サービス大手の業績が停滞気味なのに対し,ソーシャル・ネットワーキング サービス(SNS)事業を展開する2社は大きく躍進した。当期に会員数が1000万人を突破したミクシィは,広告事業が好調で,売上高,営業利益ともに前年同期比2倍超の大幅な増収増益となった。またモバイルSNSのモバゲータ

    ネット業界の“新勢力”が躍進, 2007年度第1四半期決算
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    myg 2007/09/04
  • 異文化がぶつかり合うシステム開発

    衣類や,身の回りの小物などが欲しくなったとき,百貨店の伊勢丹に足を運ぶことがある。よく行くのは,新宿店の一角にある男性顧客向けの「メンズ館」だ。 ここは,百貨店業界の商習慣を破って異なるブランドの商品を“仕切りなし”に並べ,比較しながら購入しやすくしたことで話題になった店舗。最近ではこの伊勢丹流の売り場に,筆者もすっかり馴染んでしまったような気がする。気に入っているのは筆者だけではないようで,メンズ館は2003年の開業以来,急速に売り上げを伸ばしている。 その伊勢丹と三越が8月23日に,持ち株会社を設立して経営統合すると正式発表した。新聞報道などでご存知の読者もいると思うが,この経営統合は,業界シェアでは下位の伊勢丹が業績不振の三越をリードする形で進む。百貨店業界の老舗中の老舗である三越に対して,伊勢丹流の“売れる店づくり”の原動力である情報システムや商品仕入れなどの業務プロセスを,今

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    myg 2007/09/04
  • 第7回 あなたの会社は何業ですか?

    ■中小ソフトハウスの経営者・経営陣の皆様に成長の壁を突破する方法をお話する第7回目は、中小ソフトハウスが考えるべきビジネスモデルの発想法についてお話したいと思います。 「あなたの会社のビジネスモデルを教えて下さい」。こんな質問をして、明確な答えを返せる会社はどのくらいあるでしょうか。 年商3億円までの企業は、ビジネスモデルそのものを意識せずに企業活動を営んでいます。しかし、中小ソフトハウスにとっても年商3億円を超えるためには、この“ビジネスモデル”について考える必要があります。 そこで今回は「あなたの会社は何業ですか? ツキの原理が会社を救う!」という内容についてお届けします。 自社のビジネスモデルを理解していますか 「社長、あなたの会社は何業ですか?」 この質問をすると、多くの方はキョトンとした顔になります。馬鹿にするなとばかりにこう答えます。 「長島さん、うちはソフトウエア業ですよ」

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    myg 2007/09/04
  • 情報システム部門よ,野に下れ

    今回は,社内ユーザーの立場から見た情報システム部門を取り上げる。 情報システム部門(以下,情シス部門)は,システム構築の中核的存在である。システム運用や保守に機能を特化させたケースもあるが,そもそも情シス部門は,SI(システム・インテグレータ)にシステム構築を依頼する場合の取りまとめ窓口であり,システムを自社開発する場合はそのプロジェクトの中心になるITプロフェッショナル集団だ。ここでは,情シス部門を来の機能を備えた組織として捉える。 ユーザー部門の立場からは,情シス部門に対して言いたいことが山ほどある。いろいろな問題も孕(はら)んでいる。システム構築を成功させるために,どうしてもそれらの問題を解決しなければならない。 周囲とのあつれきを生むコミュニケーション力の欠如 まずユーザー部門から見た情シス部門の印象を,現場の声で列挙する。ここでは,第一線ユーザーの生々しく泥臭い意見にこだわる。

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    myg 2007/09/04
  • 第5回 相手が受け入れやすい伝え方,意識していますか? - コミュニケーション・スキル講座:聴く力と話す...:selfup

    「言いたいことが言えない」,「意ではないのに同意してしまう」,「相手のせいにして非難してしまう」---といったことはありませんか?私達は仕事の中で,自分の思っていることを,相手に口頭やメールで伝え合っています。その際にどのように自分の気持ちを伝えるのかはとても重要ですし,その言い方によって,相手の受け止め方もだいぶ変わります。 仕事をスムーズに進めていくためには,相手の立場(顧客,上司,部下など)に関係なく,双方が円滑なコミュニケーションを取っていくことが必要です。お互いが思っていることを正直に伝え合える関係が出来ていれば,チーム・組織としての力も存分に発揮できるでしょうし,顧客や協力会社と長期的な良い関係を築くこともできます。 そこで今回は,「アサーション(主張的)」という考えをベースに,自分も相手も双方ともに納得できる言い方に焦点を当てて紹介します。 ■コミュニケーションは双方向のや

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    myg 2007/09/04
  • 戦艦大和とプロジェクト管理:松田次博 :ITpro

    7月最後の土日は情報化研究会のコアな仲間と旅行する---。こう決めて今年で10年目になる。この時期にしているのは梅雨明け直後で天候が安定しているからだ。今回は14人で広島の宮島と呉を訪れた。10人は東京から,4人は関西や四国から参加した。 筆者は5年ぶり三度目の宮島だったが,ちょうど大潮で干潮だったためふだんは海の中に立っている大鳥居まで初めて歩いて行くことができた(写真)。 二日目は海上保安大学校の准教授であるA女史に,呉を案内してもらった。見学したのは大和ミュージアム,てつのくじら館(退役した物の潜水艦を陸上展示したもの),海上保安大学校の3カ所だ。呉は明治以来の軍港なのだが,おだやかな瀬戸内の海とおっとりした山容の山に囲まれた町にいかつい感じはまったくなく,こんなところで暮らしてみたいと思うほどいいところだった。 最も印象に残ったのは大和ミュージアムだ。戦艦大和の10分の1模型をは

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    myg 2007/09/04
  • 第17回 プロを育てる体系的研修を開発

    情報システムは良い構造を持っていて初めて,企業に活力を与え,企業の変化を加速させるための道具になり得る。良い構造のシステムを構築できる情報技術者を育成するために,体系的な研修カリキュラムを開発した。このカリキュラムは,ビジネス領域を分析してモデリングしシステム化要件を定義する能力や,情報システムのアーキテクチャを設計できる能力を身に付けることを狙ったものだ。 繁野 高仁 記事は日経コンピュータの連載をほぼそのまま再掲したものです。初出から数年が経過しており現在とは状況が異なりますが、この記事で焦点を当てたITマネジメントの質は今でも変わりません。 2000年10月1日,DDI,KDD,IDOの3社が合併し,新生KDDIがスタートした。合併の発表から10カ月あまり,天王山となるマイライン(優先接続制度)の開始を間近に控えて,情報システムをマイラインに合わせて統合することが最重要の経営課題

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    myg 2007/09/04
  • 第3回 IT化の成熟度を考慮しない自分勝手な提案はいらない

    中堅・中小ユーザーへの提案では、ビジネス特性や企業規模、業態や予算のほか、特に相手のIT化の成熟度を考慮した提案が必要だ。中堅・中小ユーザーはIT化の遅れを取り戻そうと、過大な内容を求めてくる場合も多いが、そうした要望が出てきても段階的にアプローチしていくなど、実現可能なシステムを提案すべきである。 筆者は長年、ソリューションプロバイダの営業として、新規顧客獲得のためのマーケティング、提案活動および既存顧客向けのサポート活動を行ってきた。日々、中堅・中小企業がソリューションプロバイダに何を求め、どういう提案やソリューションであれば興味を持ってくれるかについて考え続けてきた。そうした活動の中から、今回は2社の事例を交えながら、中堅・中小ユーザーにアプローチする上で考慮すべきポイントの一部を紹介したい。 リプレースのチャンスを生かせない A社は年商80億の卸売業。20年間、オフコンを使用し続け

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    myg 2007/09/04
  • 「片山さつき氏発言」に触発され,社会保険業務の業務・システム最適化計画を熟読した

    先日筆者が記した「片山さつき議員の『システムは数カ月でできる』発言に思う」には,読者諸兄から多数のコメントをいただいた。この場を借りて御礼申し上げたい。 ただ,筆者は正直少しとまどっている。たまたま「朝まで生テレビ」を視聴していて,情報通信システムについて無茶な解説やら主張やらが飛び交っているな,との印象を抱き,その感想を述べたまでだった。 もちろん,いい加減にこの番組を眺めていたわけではない。録画した番組を見直しつつ,出演者の発言を追った。そして無茶を通り越して非常識だと思えたところをピックアップしたのである。 CRMを専門とする筆者は,社保庁に代表される公的機関の情報システムについては門外漢そのものである。だが,筆者は複数の企業で情報システム部門のマネジャを務めていたことがあるので,一通りの知見はある。それに年金はいずれ筆者自身が大きく関わる話題だ。 そこで筆者は引き続き,社会保険庁(

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    myg 2007/09/04
  • 日本インフォアが3カ月でERPを導入可能な製造業向けサービスを発表

    インフォア・グローバル・ソリューションズ・ジャパン(日インフォア)は8月30日、ERP(統合基幹業務システム)パッケージ「Infor ERP LN」の短期導入支援サービスである「Infor ERP LN Fast Start」を発表した。会計、販売、購買、生産管理などの機能を最短3カ月で導入可能にする。日インフォアによると「同様のシステムを導入する場合、これまでは1年以上かかっていた」という。 Infor ERP LNは製造業向けのERPパッケージ。Fast Startが導入の対象としている業務は会計、販売、購買、生産管理、倉庫管理、企業計画の6種類。これらの機能を実現するために必要な、(1)Infor ERP LNのパラメータ設定を事前に済ませたテンプレートとプロトタイピングによる検証作業、(2)ユーザー向けの業務フロー図とトレーニング・マニュアル、(3)既存システムからInfo

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    myg 2007/09/04
  • 中小企業格差というタブー

    世の中には、「気にしていなかったけど、よく考えてみたら何だかよくわからない」ということがよくある。 日経エレクトロニクス誌の新米記者だったころ、編集部にある外国人ジャーナリストが出入りされていて、彼の口癖が「ところで、何かうれしいの?」というものだった。新製品の記者発表会があった後などに担当記者のそばにふらっと現れて、そう聞くのである。そう問われて、はたと困ってしまうことがある。メーカーのねらいや投入した新技術、新機能などについては詳しく取材しているので戸板に水のごとく語れるのだが、「それって当にうれしいことなのか」とあらためて考えてみると、何だか自信がなくなってしまう。 快挙? もっと大掛かりな「何だかよくわからない話」もある。例えば、国家プロジェクト。そのプロジェクトの成果を評価する委員会などにときどき呼ばれることがあるのだが、そうした場で必ず聞かされるのが「なぜこの研究テーマを国家

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    myg 2007/09/03
  • 野菜宅配らでぃっしゅぼーやの「たべるん♪Voice」

    らでぃっしゅぼーやは,有機・低農薬野菜と無添加品や環境に配慮した日用品などの会員制宅配サービスの会社です。1988年に「持続可能(サスティナブル)な社会の実現」を理念に掲げた環境NPO(非営利組織)を母体に誕生した,ユニークな企業として知られています。 同社が企画運営する「おいしくて安全なべもの」に関するみんなのブログポータル。それが「たべるん♪Voice」です。 「たべるん♪Voice」は,一見すると「よくある料理レシピ」サイトに見えるかもしれません。しかし,そこには,ブログならではの効果が満載です。料理好きの個人ブロガーを巻き込みながら,生活者目線の社員ブロガー,農家ブロガー,幹部によるオフィシャルブロガーが同心円状にゆるやかに連携する姿は,新しい企業ブログポータルの理想像に近いかもしれません。個人ブロガーを巻き込む集客・販促効果はもちろんのこと,社内ブロガーの情報発信による広報効

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    myg 2007/09/03
  • 第13回 プロマネが言えないことを言う

    プロジェクトをブレなく推進するためには、「プロジェクトチャーター(プロジェクト憲章)」や「プロジェクトスコープ記述書」が有効なツールとなる。しかし、これらの名前を知っていても、どのように作成すべき文書なのか、まだ十分に理解されていない。その作成をITベンダーなどに丸投げすると、偏りのある内容になってしまいがちだ。客観的な立場でプロジェクトを見ることができるPMOには、文書を実のあるものにする、大きな役割がある。 高橋信也 マネジメントソリューションズ 代表取締役 システム開発プロジェクトにおいて、詳細設計フェーズ以降、プログラミング、単体・結合テスト、システム・テストなどでは、ほとんどの作業が明確になり、担当者もほぼ完璧に割り振ることができるでしょう。このため、大きな仕様変更でもない限り、作業の抜け・漏れをほとんどなくすことができます。詳細スケジュールとして作成したWBS(Work Bre

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    myg 2007/09/03
  • 2000人の調査で判明した「経営とITの距離」とシステム担当者の辛さ

    あらかじめお断りしておくが、稿の内容は暗い。しかも記者が好き勝手に何かを書いているわけではなく、2000人を超える回答を得たアンケート調査に基づく論考である。前々からそうでないかと思っていた、暗い仮説がこの調査によって裏付けられてしまった。しかも、問題があることを確認できただけで、解決策は見い出せない。読者の皆様は、そういう記事であることを了承された上で、ここから先を読んでいただければと思う。 暗い仮説とは、企業の経営者や管理職と情報システム担当者の間に相当な距離がある、ということだ。22年間、情報システム関連の記者をやってきて、常に気になっていたテーマが「経営とITの距離」であるから、仮説というより取材に基づく実感と言うべきかもしれない。 それでは、暗い調査結果をお伝えしていく。調査のテーマは、「経営とIT」ならぬ「経営とPC」である。経営とITサイトと日経BPコンサルティングが、管理

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    myg 2007/09/03
  • 第7回 問題管理と変更管理--プロジェクトで生じた問題と仕様変更をコントロールする

    プロジェクトが,「品質」,「スケジュール」,「コスト」,「リスク」の観点から計画通り 順調に進行しているかどうか。この状況を継続的に把握するのが「トラッキング」だ。計画から外れていれば,対策を立てて計画に沿うよう「コントロール」しなければ ならない。いずれも,プロジェクトの遂行上きわめて重要な作業だ。 布川 薫/日IBM これまで5回にわたって,情報システム開発における「プロジェクト計画」について解説してきた。今回からは,プロジェクトの遂行段階における「トラッキング」と「コントロール」の詳しい説明に進みたい。 トラッキングとは,プロジェクトの状況を的確かつ継続的に把握する作業のことだ。一方のコントロールは,プロジェクトの状況(実績)が来あるべき姿としての「計画」から外れたときに,その原因を解明して適切な対策を講じるプロセスのことである。 的確にプロジェクトのトラッキングとコントロールを

    第7回 問題管理と変更管理--プロジェクトで生じた問題と仕様変更をコントロールする
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    myg 2007/09/03