関連トピックス東京電力 東京電力が東日本大震災の発生後、顧問計29人に総額1億5600万円の報酬を支払っていたことがわかった。野田内閣は17日、この事実を記載した政府答弁書を閣議決定した。一人当たり月額で約90万円にのぼるという。 自民党の河野太郎衆院議員の質問主意書に答えた。答弁書によると、震災発生時に東電には26人の顧問がいたが、その後経営合理化の一環で削減。今年3月31日付で11人(うち有給は8人)いた顧問全員を退任させている。答弁書では有給か無給かは明示していないが、元会長の荒木浩氏、那須翔氏ら東電出身者や、石田徹・元経済産業省資源エネルギー庁長官ら官僚OBらが顧問として名を連ねていた、としている。 関連記事東電、政府に追加支援要請へ 7千億〜9千億円で調整(3/21)東電、企業向け料金見直しへ 今秋にも、政府要請受け(1/31)東電、家庭向け料金も値上げ 政府、合理化条件に容