最近、Twitterへの注目度がとみに高まっている。サービス自体は2006年7月、つまりもう3年も前に始まったものだが、ここへきて話題に上ることが増えたのは、ひとつには政治がらみの利用、もうひとつにはビジネスがらみの利用が増えたからだろう。「つぶやきを共有」する「マイクロブログ」、といっても使わない人には何がいいのかいまひとつわかりにくいらしいが、短文による気軽なコミュニケーション、「フォロー」を通じたゆるいつながり、リアルタイム性などが、受けている要素の主なところなのではないかと思う。 米オバマ大統領が国民に意見を求めたり、デルがアウトレット品販売情報を流して効果的に販売を行ったりという事例を見聞きすれば、これは日本でも、となるのは自然な発想ではある。また、最近のイラン大統領選挙をめぐる騒乱の中で、情報の流れが制約された人々にとって、Twitterによる情報発信と共有がもたらしたものの価