■ 南の国の青い空 取材のため、台湾に行ってきました。 「ちゃんと取材するんです。えらいでしょ」と編集の塩の人に言ったら怒られました。なぜ怒られねばならないのか理由を聞くと、今年の夏にすでに出版されているはずの本の取材予定が秋に入っているのはおかしい、というのです。なるほどたしかにおかしいです。ごめんなさい。 現在鈴木さんが米国でIT企業を歴訪しています。来週はそのレポートがてら2045年のビジョンを書いてくださるそうです。順番を入れ替えて今回は桜坂がエントリーを書いています。 地球温暖化がこのまま続けば、未来の日本の気候はちょうど台湾っぽくなるのではないかと言われています。いまの季節の台湾南端の空はちょっとラベンダーがかっていて、薄い水彩絵の具を何度も塗り重ねたような深みのある青色をしています。空気はちょっぴり甘く、乾いていました。温暖化が進むと、マラリアを媒介する蚊なども南方からぶんぶ
こんにちは。東浩紀です。 さて、前回のエントリで新体制について告知すると言っておきながら、なかなかお知らせできなくてすみません。ちょっと事態が複雑化して、再調整中です。 とはいえ、来年初めより、あるサイトで、桜坂さんの小説と僕の設定が組みあわさった連載が始まることは確定しました。小説と設定が組みあわさる、といってもイメージが湧かないと思いますが、複数の物語が縦糸として同時並行的に展開するなか、背景知識や隠れた登場人物の動きとかが横糸の註釈として張り巡らされる、という感じを考えています。むかしチュンソフトの『街』というゲームがありましたが、あれが近いイメージですね。イラストもつくはずです。 実際の展開時には、小説がどーん、設定がどーん、と公開されるのではなく、それぞれ小さいユニットに分けられて、断片が日々更新され、徐々に全体像が見えてくるような演出がされるはずです。桜坂さんは、「ネットでは毎
2045年の日本を社会学や情報技術といった視点から描き出すプロジェクト「ギートステイト」。批評家の東浩紀氏、エンジニアの鈴木健氏、小説家の桜坂洋氏の3人が「未来」の制作過程をお伝えします(このブログの更新は2007年1月4日で終了しました)。 プロジェクト・ギートステイト、始動します このエントリーは、2006年12月23日の深夜0時(ファッキンXマス!)より2時間、2ちゃんねるの難民板、 http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1166886296/ において行なったギートステイト制作日誌最終回企画を... 最終回告知 最終回は、特別企画。東と桜坂が共同で2ちゃんねるにスレを立て、読者のみなさんとギートステイトや2045年の未来社会のあれこれについてお話しし、その要約をCNETに掲載することにしました。時間と場所は、クリ... 起動画面が変えるもの
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