今月、兵庫県庁担当から大阪府庁担当に異動。府県庁といってもところ変わればこんなに違うのかと、驚いてばかりの日々です。 議会で答弁したり、地域政党「大阪維新の会」代表として活動する41歳の橋下徹知事の発言はいつもエネルギッシュでパワフル。「大阪全体の景気を上げる」「努力せず補助金に頼るのは改めてもらうべきだ」など、力強いフレーズは印象に残ります。 10月13日。大阪市北区の中央公会堂で、橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」を応援する学生組織の発足式がありました。あの高い天井の壮麗なホールに、800人もの学生らが集まった中で、橋下知事は政党代表として演説に立ち、こう問いかけました。 「大阪の将来に夢や希望を持てる人は?」 手を挙げたのは20人未満。「じゃあ、日本の将来には?」と重ねて聞くと、倍ぐらいの手が挙がりました。「あ、日本だと若干増えましたねぇ」と会場を見渡した橋下知事は、ある