テレビゲームは「ゲーム脳」を作るとか、いやいや「脳を鍛える」ことができるとか、って唱えている教授が実は以前ゲーム反対派だったとか。「テレビゲームは善か悪か?」という議論は尽きることがありません。今月号のハーバード・ビジネス・レビューにも、この議論に新たな一石を投じる記事が掲載されているのですが、意外にもゲーム肯定派だったりします: ■ ネットワーク・ゲームが協調性を養う (ハーバード・ビジネス・レビュー 2006年6月号) 要点はこんな感じ: テレビゲームを習慣的に遊んでいる人は、情報が限られていても素早く判断を下すことに秀でている。画面上ではいろいろなことが同時に発生するので、得た情報から予測を立て、方針を決める能力が養われるため。 この結果、新たに得た情報に基づいて方向転換したり、優先順位を変更したりできるようになる。これは今日のビジネスで要求されている意思決定スタイルと同じ。 オンラ