日本の伝統的な菓子といえば和菓子であり、日常生活のさまざまな場面で食べる機会の多いものだ。 その原型が作られたのは推古天皇のころといわれ、その後、中国やポルトガルなどの影響を受けながら発達。 江戸時代には現在の和菓子のほとんどが形作られていたらしい。 現代人にとって味だけでなく視覚的な美しさや種類の豊富さも和菓子の魅力なわけだが、昔はどうだったんだろう。 江戸時代の和菓子も、綺麗だったり季節感があったりしたのかな? 江戸時代の「お菓子のカタログ」がオンラインで公開 ただいま、国立国会図書館デジタルコレクションで公開中の『御蒸菓子図』と『御菓子雛形』。 江戸時代に「お菓子のカタログ」として作られたもので、いろいろなお菓子のイラストと名称が掲載されている。 桃の実を表現した茶道で使われる和菓子「西王母」をはじめ、今でも和菓子屋さんで売られている和菓子もちらほら。 見かけたことのないものもたくさ
