前々からずっと思っていながら黙っていたが、坂本龍一は馬鹿である。こう言った瞬間に、坂本龍一が過去に抱いた美人を列挙し、坂本に反対するのは「やっかみ」だと断じる狂信者がいるし、坂本龍一というリア充と散々対比され、いかにも卑小な虫けらとして縮こまらなければならない。これぞルサンチマンの極みとして、まるで昆虫の標本のように、鈴ヶ森の刑場にさらされるわけである。だから坂本龍一を持ち上げておいた方が無難というスタンスもあるのだが、やはり馬鹿は馬鹿と言わなければならない。そもそも坂本龍一のファンは実はあまりいないと思われる。一目置かないといけないという義務感が蔓延しているだけで、本当のファンはとても少ない。ローランドやヤマハの機械をピコピコ鳴らしてるだけの音楽に感銘を受けている貧しい感性の人間が、そうたくさんいるわけがない。坂本は「若者がダンスや音楽を楽しむクラブやライブハウスを文化の発信地として守る